でもなんで、私は毎日時間に余裕がないんだろう?
やりたいことも何もできずに今日も1日が終わっていく。
やり残したことは沢山!
自分のグズを毎日責めていませんか?
本当に足らないのは時間なの?
心の余裕じゃないのかな?
子どものお世話に没頭しすぎないで、
愛する子どもと一緒にいられる幸せな時間を
一瞬一瞬味わってみて。
今日の我が子の姿は、今日しか見られない。
明日はもう、今日より成長しているから。
子育てはみんなの仕事だ!
子どもの面倒をみてくれる人が多ければ多いほど
子どもにとってもお母さんにとっても良いことだと思う。
昔は、家にジジババがいたから、兄弟が沢山いたから、ご近所に親戚もいたから、
お父さんお母さんは仕事に精を出しながら子育てできた。
現代は、都会で核家族で、お父さんは朝早くて夜遅くて、家にいなくて、
必然的に子供とお母さん、二人きりになってしまう。
お母さんが子育てという人類で最も大切な仕事を、
たった一人で行わなくてはならなくなった。
そこで、現代社会では子育て支援という名のサービスが始まった。
保育園、幼稚園、育児のプロに頼むことが現代の子育ての手段となった。
兄弟がいなくても沢山の子供たちが集まる。
資格をもった先生が教育もしてくれる。
だけど、お母さんの不安、そして子供の不安をぬぐうことができないのはなぜだろう?
子どもの心の根っこ、軸足は家庭にある、家族の中心にあるってことを忘れて
どこに預ける、何を習わせる、何を教育するかって枝葉の選択で悩む。
いやいや、ちゃんと足元を固める、子どもの心の種をまく土壌は家庭にある。
休みの日にやっと会えるお父さんと子どもの繋がりを深める
年に何回会えるかわからないジジババとの関係を深める
そして子どもとお母さん自身の普段の繋がりや絆を深めていくことから
始める。
それが育児の不安を根本的に取り除く方法の一つだよ!
今日も忙しいお母さん
着替えや、食事、手洗い、お風呂
日常生活で
お母さんが子どもを手伝った方が
その場限りのメリットは沢山ある、
早い、失敗しない、汚れない、やり直しがない
長い目で見たら、子どもが一人でできるようになるまで見守ってあげて
そして、一日でも早く子どもが自信もって自分でできるようになった方が
本当は、子どもも自立するし、お母さんも楽になる
だけど、目の前でぐずぐずして言うこときかない子どもに対して
つい手を出してしまうのが親心
そこをぐっと我慢できるかどうかが、子どもの成長の前に、親の成長なんだよね。
子どもができないことは、こうすればできるよって、次回はできるよう促しながら手伝う
そうすれば、お母さんが手出ししてくれる、助けてくれるのが子どもにとって当たり前にならないから
甘えれば親が何でもやってくれるっていうことを
子どもが当たり前にする恐ろしさにまだ気づいてない?
私は、もしかしたらそれがニートや引きこもりや、働かない、結婚しない、子どもは欲しくない
でも自分がこうなったのは全部親のせいっていう大人になる可能性を助長させる気がしている。
今からできる、ほんの小さな自立の機会をお母さんは奪わないこと。
だって子育ての最終地点は、大学卒業させることだけじゃない
その子が子育てできる親にまで成長できることだから。
地球上の動物は皆そうでしょ?子供が親になり、次の世代の子供を育てるの繰り返し。
人間の場合、時代や文明がどんどん変わって、子育ての仕方も変わっていくけど、
根本は、自分の子が親になることを前提に子育てしてくことに変わりはないのではないかな。
要するに、今自分がしている子育ては、まだ見ぬ未来の孫育てに地続きで繋がっているということ。
孫ができてから、孫の心配してもしょうがないんだ。
もう、子育てで勝負ありなんだから。
これが三代先まで責任持つということ。
では、今日もにっぽんのお母さん
自信もって誇りもって、明るい未来をこしらえましょう。