親と離れて生きるということ | 「農業は 人生を賭ける 価値がある」

親と離れて生きるということ

「農業は 人生を賭ける 価値がある」


私たち夫婦は

親と離れて生きています。


しかも、遠くで。







こういう仕事をしてますと

顔を見に行くのもママならず

年末のこの時期

冬のアルバイトが始まる前にしか

行動を起こせません。







ご覧のように

畑も最終日を見出すのに

直前まで分かりずらいのが

現実です。


天候や畑の状態で

作業は進んだり進まなかったり。


ということは?

宿泊や交通の手配が

ギリギリになってしまうのです。







年に一度のチャンス

有効に活用せねば

また一年後です。


親も年老いて来ますと

この一年が貴重になります。


健康状態の変遷もありますし

こちらの経営状態もあります。


上手い具合に条件が合った時

迷わず決断して

親の顔を見に行きます。







と、ここまで書けば

ずいぶん足繁く通ってるように思えますが

オリンピックの周期と同じ程度。


親の様子見

子供の様子見

自分達のメンテ

経営的な不測事態


これらを順繰り回すと

4年に1回になってしまいます。


口で言うほど

親孝行ではありません。








親と離れて生きるということ



通俗的な親孝行の概念と

いささか離れねばなりません。


ある人から親不幸と言われ

他のある人から人で無しと言われ。


しかし現実の中で優先順位を付けねば

自分の家族すら守れません。


ある程度の批判を受け止める覚悟

それが必要です。


幸いなのは

同じ境遇の人が 実はあちこちに居て

静かに我慢しているのが 分かること。


そういう人同士で 我慢を分かリ合い

人の痛みや 苦しみや 悲しみを

自分のこととして感じる力が

養われます。



北海道へ移住してきた人たち

多かれ少なかれ

親のことで悩み 覚悟し

静かに耐えています。






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