気温ー15℃、低温脆性に要注意! | 「農業は 人生を賭ける 価値がある」

気温ー15℃、低温脆性に要注意!

「農業は 人生を賭ける 価値がある」


けさの Niseko地方

-15℃まで凍れています。


函館本線を走る気動車も

白い息を吐きながら駆け抜けます。








「低温脆性」という現象をご存知ですか?


【若い技術者のための機械・金属材料(丸善)より引用】

室温では粘り強い材料が

氷点下のある温度以下で

急激に脆くなることを低温脆性といい、

このような現象が鋼で起こることがよく知られています。

また、この急に脆くなる温度を遷移温度と呼びます。

遷移温度以下では衝撃的な力が加わると壊れやすくなりますが、

この温度は、鋼の種類(作り方や成分)によって変わるため、

寒冷地や低温・極低温の条件で使われる材料では

この低温脆性が起こりにくい材料が使われます。

低温脆性は、鋼などの体心立方金属に特徴的な現象で、

ニッケル、アルミニウム、銅やγ系のステンレス鋼には

見られない現象です。



機械などに使われる高炭素鋼は

-10℃あたりから急激に耐衝撃性が低下します。

ちょっとしたショックにも弱くなります。


朝の冷え切った機械が

暖機不足で過負荷運転すると

とてもヤバイ条件となります。







凍れた朝は

雪も硬く締まってしまいます。


これはもう雪ではなくて

氷です。


除雪機の爪が弾き返されて

重さ1トンの車重ですら

踊ります。


条件としてはダブルで悪いですね。








さて、メロン第1ハウス

ビニール張りまで あと1週間となります。


徐々に緊張感が増しています。

機械を傷めるのは こういう時です。


焦らない 焦らない

落ち着いて 落ち着いて


先輩から教えてもらったなかで

心にいちばん強く残っている言葉です。



焦らない 焦らない

落ち着いて 落ち着いて


きょうも一日

安全にまいりましょう!







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