京都府福知山市に鎮座する御霊神社 (ごりょうじんじゃ) 。

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石鳥居の唐破風屋根付きの額束 (がくづか) には 「御霊社」 の文字。

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石段を上り、もうひとつ鳥居をくぐると、拝殿。

主祭神は宇賀御霊大神で、いわゆるお稲荷さん。

朱色の鮮やかさに、稲荷風の様子が出ていますね♪。

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拝殿と本殿。

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御霊 (ごりょう・みたま) という名の付いた神社は、全国にいくつもある。

天変地異、疫病の流行、戦乱勃発などは、誰かの魂や霊が怨霊となって引き起こされるという考えや言伝えが古くからありますね。

これは、東洋西洋問わず、世界のあちらこちらにあるようです。

更に日本では、特に、政争などで失脚したものの無念が怨霊となった人を、神の位に奉り、祟り (たたり) を鎮め、平穏を繁栄を願う風習が古来からあったようで。。。

失脚したもの (勝者=歴史を書く人々からすれば敵であり、敗者であり、時には歴史から抹殺したい人だったりします) を神として崇め奉るというものは、日本独自固有の面白い感覚だと思う。

「おそれ」 「びびり~」 というか、畏怖というか、、、「完膚なきまでやり込めない」 という、ある種の生活の智慧のようなものかもしれません。

或いは、褒め殺しみたいな ^ ^ ; 。。。

一番有名で馴染み深いのが、菅原道真。

地方出身者としては異例の昇進をし、右大臣にまで任命されたが、藤原氏の圧力(陰謀?)で失脚、大宰府に左遷されたその人。

道真の死後、天変地異が頻発し、「菅原道真の祟り」 と信じられるようになったようです。

その霊 (怨霊) を鎮めるため、全国に天満宮を造り、天神様と崇め奉った。

そして、それが信仰の対象になるという、たいへんダイナミックでおおらかな国民性。

他にも、大友皇子や早良親王、平将門、他多数ありますね。

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こちら福知山の御霊神社に祀られているのは、明智光秀。

福知山という地名も、光秀が 「福智山」 と名付けたことに由来しているようです。

明智の家紋である桔梗紋が、社殿の随処に。

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境内の隅に二輪三輪ほど桔梗が咲いていました。

賛否両論、好悪分かれる明智光秀。

その実態や、エピソードもどこからどこまでが史実で、何がフィクションなのか不明の人物。。。

いずれにしても、私にとっての明智光秀は、小学生の時に見たNHK大河 「国取り物語」 の近藤正臣イメージが一番強いな。

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(↑写真)

左上:堤防神社。福知山は内陸部であるが、町を流れる由良川は度々氾濫を起こし、水害の多い地。
   光秀は長い堤防を築き、城下町とした。

右上:頼山陽の「本能寺」の歌碑。

左下:叶石(かなえいし)。思わず、「叶姉妹に会わせて下さいhttps://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/34/e7/koshomasae/folder/179867/img_179867_54035615_0?1199497810」とお願いしてしまった(⌒-⌒)ゞ。

右下:手水舎。

他にも、事代主神社(次回登場予定)や、包丁神社、養蚕神社という生活密着系の境内社など、見処いくつも♪。

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龍神と銘された磐座 (いわくら) 風の岩石群。

注連縄は張られていない。

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台座石には盃状穴、か?。。。

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次回、狛犬が続々登場。

宮司様の御計らいで、カワイイ狛犬に肉薄 ヾ(゚∇゚*)♪。。。噫、つづく。





(*) 続き 「越前禿狛犬登場♪」 はこちら→ http://blogs.yahoo.co.jp/koshomasae/62557120.html