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アンフェアTHE MOVE DVD

2006年に関西テレビ・共同テレビ制作・フジテレビ系列で放送されたテレビドラマ、『アンフェア』の

映画版。テレビシリーズが好評だったため、一年余りで映画化。


本作は「アンフェア the special コード・ブレーキング~暗号解読~」の直接の続編であり、テレビ

シリーズ・SP版に残っていた全ての謎が明かされ、完結する。主演はテレビシリーズ・SP版と同じく

篠原涼子。


興行収入27億2000万円(全国東宝洋画系)

キャッチコピーは、「雪平夏見、最後の事件」・「信じられるのは、自分だけ」推理小説型予告殺人・

募金型誘拐事件・×マーク連続殺人事件、そしてコードブレーキング暗号解読の事件が解決し、雪平の

父の死の真相も判明して、すべての事件が終わったように見えた。雪平はこれらの事件により、心痛の

日々を過ごしていた。

そんな中、雪平の娘・美央が爆破事件に巻き込まれ、病院に運び込まれる。その病院がテロリストに

より、占拠され一気に混乱する。そして事態を察した雪平は、美央を救うため単身病院内に潜入し、

テロリストとの戦いに身を投じることになる。


篠原涼子扮する主人公・雪平夏見は、検挙率ナンバーワンの女刑事ながらも、すぐに犯人に発砲する

ようなエキセントリックな面も持ち、またバツイチで、一人 娘は夫がひきとるという妻として、母

としては失格気味な人間っぽさがミソ。篠原は「有頂天ホテル」の娼婦などと同様、人とは少しちが

ったベクトルでも決めたところに突き抜けて行く強い女性を演じさせると見事にハマる。TVシリーズ

で話題だった全裸の目覚めシーンは封印されたが、ずぶ濡れの白いシャツで戦う 雪平もセクシーでカ

ッコいい。  劇場版ではストーリーも殺人ミステリーから格段にスケールアップし、敵は警察の裏金

を狙うハイテク・テロリスト軍団。もはや事態は雪平の一発の銃弾では 解決できないレベルとなった。


その演出はいたってクール。登場人物は皆ポーカーフェイスのエリートだ。複雑な過去を抱えた公安

部管理官の江口洋介も、元 SATの経歴を持つテロリストの椎名桔平も、極めてミステリアス。この2人

の知的な対決はやはりゴージャスでスリリングだ。さらに誰と誰がつながっている のか分からず、誰

もが疑わしいシチュエーションはTVシリーズからの見どころ。その中で雪平は唯一確実に信じること

のできる最愛の娘を奪還すべくダイ・ ハードな闘いを挑む。熱血刑事のいない低い温度の中、雪平

と娘の絆だけが静かに熱い。雪平夏見の最後の事件、顛末はエンドロールの後に明かされる。最後ま

でキッチリ見届けて!

もう3回見ました!!(笑)個人的にはもっとクレバーなCQB(接近戦)を期待したのですが・・・結構

楽しめました。