こんにちは。こしあんです照れ

日常に追われて色々トピックスがあるはずなのにブログ低浮上です。


さて、先日ミュージカル、エリザベートが博多で大千穐楽を迎えました。

と、同時に96年から憧れてつづけてきた花總まりさんのエリザベートの旅も終わりました。


今回、私の熱く重たいクソデカ感情が炸裂しています。本当に独りよがりな記事です泣き笑い

ちなみに、タイトルの『私だけに』は作中、エリザベートが歌うビッグナンバーです。

エリザベートといえば!という曲です。


私の人生は宝塚のエリザベート初演を見て目覚めたと言って相違無いくらい、エリザベートという作品は人生の中で大切なモノを担い、支えてくれた作品です。

花總さんは初めて好きになった女優さんで、6歳の時に目の当たりにしたエリザベートの姿にずーっと憧れていました。


はじめはただ綺麗な存在として、


10代になって作品の中のエゴイストな姿が段々見えてきて少し疑問に思いつつ憧れつづけ、


このエリザベートという存在は素敵な存在だけど完璧な人間ではないことを徐々に受け入れ、


20代ではただ自分らしさを求めて生きる力強い姿に感動し、


30代では自分が求めるものを手に入れようとしても、上手くいかないことの連続、なんなら状況悪化することもある。

そんな中生き抜くエリザベートの姿にただただ感動しました。


そのエリザベートは私の中でいつも花總まりさんが演じてらして、その姿を常に胸に抱いて私は生きてきました。


そんな花總まりさんがエリザベート役をご卒業、

一言では言い表せない想いでいっぱいです。


まず、長い時間、素敵なエリザベートを見せてくださってありがとうございます。という気持ちが1番です。


貴女のエリザベートは私の人生を変え、常に人生の目標として存在しています。


これは、多分、これからも一緒。


舞台の上でのエリザベート役の花總まりさんが完結し、私の人生の旅も1つターニングポイントを迎えた気がします。


たまたまですが、私は昨年息子を出産しました。

今まで結婚はしていたものの、お金も時間も私に使うことが多かったですし、それが好きでした。


出産してからは息子中心になり、圧倒的に『私だけ』に費やす要素は無くなりました。


それでも家族のための時間を過ごす時間というのは幸せを感じるもので何物にも変え難い大切な時間です。


ただ、やはり私個人の存在と人生は続いていくわけで、その中で私自身の人生の時間の過ごし方について悩む瞬間もあって。


今年は仕事も復帰しますし、今後の家族計画もチラつく中で、問題はどんどん絡み合って複雑化していくのです。


どうすれば私らしく生きていけるだろうか。

私はどうなりたいんだろう。


より、真剣に悩むようになりました。


なんだか、今自分が悩んでいることが、作中のエリザベートが対峙している問題や葛藤に重なる部分がありまして。


なんとなく、今回、今までエリザベートという存在を下から見上げて憧れと共に眺めたいたのが、急に等身大の同じ高さで見つめているような感覚になりました。


そこにずっと憧れていた花總まりさんのご卒業、

そろそろ私はエリザベートという作品に対して対等に向き合う時がきたのだな。と思いました。


仕事で成功したり失敗したり思い悩んでエリザベートの苦悩に共感し、


身内が続いて亡くなり、最後に愛する家族を亡くし、エリザベートの悲しみが理解出来るようになり、


これから我が子に対する葛藤も少しずつ体験していくでしょうし。


作中に描かれている描写も実体験を通して理解出来るようになってきたと前回の観劇で感じました。


そろそろ、私もそちら側に行く準備をしなければなりません。

下から眺めるだけではなく、一段上がって向き合う時が来た、そう思いました。

次回再演するときは、先入観を捨てて観劇したいと思います。


ということで、今後とも私の人生における『私だけに』を探す旅は続いていきます。

花總まりさん、今までしなやかで芯が強く、弱さを孕みながら葛藤して悩みひた向きに人生を進むエリザベートを演じてくださり、ありがとうございました。


また違う舞台で色々な役でお会い出来る日を楽しみにしています。


その日まで私も精進しますね。


それではクローバー


この扮装姿を目にする日は来ないと思うと寂しい...!!!

でも作品も人生も続いていきますので、変化しながら楽しんでいきましょうね。。

ひとまずお疲れ様でした。大好きです。