《无限超越班第一季》見直してEP4 | 越若のひとりごと

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古典芸能「義太夫節」の太夫です。愛犬と日々思ったことの記録です。芸もあれば、ぼんやりノホホンゆるい内容です。

私、酷い中文読解力で見てますので、間違ってるはず。

 

EP1前半で、成龙(ジャッキーチェン)の映画が課題はあの有名な、《新警察故事 (2004新ポリスストーリー)》の主役に手をあげた郑业成と许魏洲。

 

 

EP4、8分間は指導(ホントはもっとだけど、番組の都合上いいとこどりね)、成龙の演出、成龙の陈国荣役を郑业成、吴彦祖(ダニエル・ウー)の阿祖役を许魏洲。これを舞台で披露。

 

成龙は、若かりし頃の過酷な映画製作現場を語る。アクションで尾骶骨を折ったり、映画の現場に担架と救急車がスタンバイしてるって…、近所の病院が映画関係者で占められるって…、絶句!そうですよね、映画のエンディングに必ずと言っていいほど成龙が担架で運ばれるシーンが流れてたなぁ。

今のSFX・CGによる制作について苦言を呈する。アクションを、功夫(技術か)が無くても良い、髪も崩れないきれいなアクション、それが悪いわけではない、色々なのがあって良いと思うが、全部同じようになるのに危機感を感じてると仰っている。

 

本物の迫力を2人に示してるのが、私にはたまらん、好き!!

 

许魏洲に首を絞められるシーンは、成龙が頭を下げてうっ血状態になってから首を絞められる見本を演じて見せる、ホントに絞められている人に見える。

成龙は息を切らして現れるシーンについて、周りを走ってから出てくる。走ってるふりではない!

激しいアクションの後の台詞は、その前にサンドバッグを激しく打ち、その息で台詞を言う、本物だわぁ!

 

成龙が郑业成を自分の役に選んだ意味が解る。郑业成は同じ息遣いの人なんだねぇ。京劇の激しい立ち回りでも、顔の表情をちゃんと役に合わせている。

 

普通、人って、苦しいとか大変だと顔の表情が出来ない、ただの苦悶の表情になる。

上手い役者は、役柄を演じる時、役柄を活きるから、その人の息で呼吸したり、感情を出せる、苦悶の表情だけではないんだよね。

(YOUKUさんからお写真拝借、ありがとうございます。)

10数分の舞台だけど、ラストの郑业成の悲しみと・虚無・悔しさの表情が、胸を打つ。

顔のあらゆる筋肉を駆使してるはずなんです。

 

悪役を演じた许魏洲、この役は裕福な家庭、父親は名誉と地位だけ、母は金さえ与えておけばそれが愛情という、愛に飢えている悲しい青年、育ちの良さ、良く似合う。

 

(映画《新警察故事》予告編)

この映画は、珍しく笑いを封印してるんですよね、シリアスなポリスストーリー。ダニエル・ウーも良かった!

 

成龙の想い出話は楽しい、マーロンブランドのゴッドファーザーの真似!!若手役者との1か月。少しだけ番組で披露。

郑业成は尊敬する先輩へ、もっと教えて欲しいと謙虚に語る。

 

映画やドラマと違って、観客の前での演技、大変だったと思う。成龙も、自分は疲れるからやらんと言ってる。

郑业成へ紅卡(ご褒美と言っていいか?)を渡す。

が最後に2人を誉めて、第二の成龙や第二の吴彦祖にならないでくれ。唯一無二の存在であれと嘉言を呈しているのね、

 

郑业成、インタビューで助演の许魏洲のお蔭で紅卡を貰えたと感謝。好きだなぁ~。

 

赵樱子の単独尔冬升監督へのお願いに、《射雕英雄传》へ出演を約束で次回へ。