昨日の舞台まで、ちと控えていた古装ドラマ、今日から見るよ!
さて、あまり注目を浴びていない《花青歌》。
私はネット小説家が物語の世界へ入り込むという話は、ずいぶんたくさん見てきた、《传闻中的陈芊芊》最近は《寧安如夢》、ショートドラマ《拜托了!别宠我 》色々とありました。
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だいたい、物語に添う結末を迎えないと作者は抹殺されるというルールがあったり、作者の想いを越えて登場人物が各々の考えで動いてストーリーが変わるというのが結構多かったですね。
この《花青歌》は《寧安如夢》に近いけど、作者がネットで公表した小説が余りにも悲惨な物語(主人公カップルが殺されて終わる)。読者からクレーム殺到、挙句には呪われて物語の世界へ。
謝危に近いのが丁泽仁演じる纪楚、姜雪寧の作家にあたるのが福渝郡主花青歌、でも物語はかなり違ってくる。
姜雪寧は反省し、良い結末になるよう頑張るに対して、花青歌は主役でなく最初に殺される郡主だったので、いかに逃げ回り生き延びるか、そればかりに終始。《传闻中的陈芊芊》の趙露思の演じた陈芊芊みたいですがあそこまでコメディーではない。
大梁国第三王子の纪楚は、幼い頃、貴妃娘娘の毒牙にかかり母を妖毒により、妖怪として殺され、敵国へ人質に出された。艱難辛苦の末、帰国後は敵討ちの為冷酷非情な皇子として、友人の医師でもある公冶棋を参謀として着々と手を打つ。
が、福渝郡主花青歌が人格が変わって(作家になったんだけどね)からは、彼女にだけは優しさを見せ・危機を救う。
最初の冷酷非情の感じが大変よろしい。何しろ福渝郡主花青歌を婚礼の夜に殺害しようとするその姿、恐ろしくも美しい。
こういうの好きね。全く笑わない人が珍しく微笑む、これも好き!
現在16集、36集まであとずいぶんあるんだけど、もう貴妃娘娘の悪事を暴いてるけど、皇上は貴妃娘娘のバックの将軍が恐ろしくて罪に落とさない。あと20集、どんな展開になるのか楽しみ。
小説のホントの主役は皇太子とその恋人林夕瑶、2人は都で起こる奇妙な殺人事件を解決して結ばれ皇帝に就任した日に、纪楚に殺され、皇位を簒奪で終わってるんですが。
小説家が花青歌になってから、主役は第三王子の纪楚と花青歌に変わった。
皇太子纪云演じる孙祖君は、《梦华录・夢華録》で瀟洒な沈公子が記憶に新しい。誠実な皇太子、適任です。
衣装も清潔そうな白や青が多いね。
《传闻中的陈芊芊》や《寧安如夢》とは比較にならないけど、若さを感じるドラマで、小説家の花青歌に寄せて見てる気楽さも良いかなぁ。美術も好き!
若手の丁泽仁は役者より歌手というか、アイドル。
2018年オーデション番組《偶像练习生》からデビューした乐华七子NEXTのメンバー。
初々しい番組での初舞台。