北日本新聞 民意と歩む議会再生 第二部バッジの重み

 

廃止後に異論続出

 

なぜ、廃止前に十分に議論しないのでしょうか?言いたいことも言い出せない。議会が形骸化していることを自ら証明しているのではありますまいか。記事によると年金があった時には優秀な人材の集まりだったはずです。党の上からの指示だけで動くのでは、地方の現状は伝わりません。自分の頭で考えて、是々非々の市民の為の議員になることが大切だと思います。

 

人材確保の為?

 

何を持って人材というのでしょうか?民主主義の過程で選ばれた人はすべて人材のはずです。年金制度のあった時代も経験している議員さん(わたしもその一人です)たちは、年金制度廃止後に選ばれた議員さんとどう違うのか論証する必要がありましょう。

 

身分保障?

 

議員は選挙の洗礼を受けますね。年金で身分保障することは筋が通らないと思います。わずか三期12年やっただけで、引退後生涯、国民年金を大幅に上回る年金を享受できたのも、多大な国民の税金が議員年金基金に注ぎ込まれた結果です。厚生年金に加入するとすれば、雇用者?(自治体)から半額を支給される。議員は理念的には被雇用者ではないと思います。

 

ただし、人口規模の小さい自治体の議員さんたちは大変だと思います。大きな自治体であれ、小さな自治体であれ、一人頭がやることは一緒です。自治体の規模による報酬の格差を是正すべきだと思います。

 

ですから、大きな自治体では、過分な政務活動費が余るという不具合があのような問題に発展した要因の一つとも言えましょう。要するに1人では使いこなせない部分が多いのではないかと推測します。

 

また、働きながら務めることのできるように、議会改革を行いましょう。やることやってから年金や報酬の要求をするようなそんな議会に改革していきませんか?