恐ろしい時代の足音が聞こえてくる。

 

共謀罪の大きな問題点は、構成要件の恣意的なところである。治安維持法と一緒の性格を持つために、戦前の同法律成立の歳にも、所管大臣は明確な答弁をすることができなかった。今回も同様である。それはそうだ、構成要件が明文化されていない法律だから、説明のしようがないのである。

 

治安維持法と言い、共謀罪と言い、歴史は繰り返す。自由を守る。もし、中国と戦うのであれば、一党独裁との戦いであり、覇権国家との戦いになるはずだ。その共通の価値観で日本人が団結する前に、なんと自国内での集団主義体制、国家社会主義体制、覇権主義との戦いがあるとは恐れ入る。

 

そんな時は、馬鹿らしいから、とっとと亡命する