不偏不党の党派自然堂としては、右も左も中道も、来る者拒まず、猿者追わず。そのカテゴライズはあまり意味を持たなくなっていると思うので。

 

ということで、赤旗を購読している。

 

政党の新聞だけに、共産党の活動報告が多く、へー頑張ってるなと思う。他の政党もこの姿勢は見習ったらいい。青旗とか白旗とか、ま、いろいろな政党発行の新聞で収益を上げれば、政党助成金や企業献金無くして政治活動ができるし、新聞発行自体が政党活動とだぶるだろうから、一挙両得できわめて生産性が高いと思う。

 

活動報告は、ほぼ毎日地方の活動を中心に、選挙でがんばろう、みたいな記事なので、地元記事ぐらいしか興味がわかない。

 

しかし、グローバル経済の迷宮、アップルの舞台裏、という記事は他の地方新聞は取り上げていないので、こんな視点は大いに興味をそそられる。

 

アップルの税負担率は0.005%というから、なんだかノンアルコールビールみたいだが、アップル社はほとんど税金を払ってこなかったようだ。そのメカニズムを赤旗が取り上げて巧妙な税逃れの実態にメスを入れている。

 

昨年度にはEUから兆単位の課徴金を通告されているが、はたして支払ったのだろうか?

 

日本においても15年度で2000億円の税逃れが発覚し、これについても、国税はどうするんだろうか?

 

アップルに限らず、多国籍企業は巧妙な税逃れ、(節税)を行っているのが実態だろう。地方の中小企業がその分しわ寄せが来るわけだ。そこで、地方創生といわれるのだから、いばらの道なのである。

 

せめてその2000億円分、ipad値引きしてほしいものです(まだ持ってないの)