第二部バッジの重み 質問
考えぶつけ改善へ
事前調整に違和感
 
ようやく、議会制度の本質のところに差し掛かってきたようだ。
 
記事の中で、
 
議員は質問内容を事前通告するように求められる。そのうえで行政側と議員が擦りあわせをする「答弁調整」がほぼ行われる。結果、議場では質問者、答弁者が共に原稿を読み合う光景がよくみられる。
 
片山善博前鳥取県知事が「八百長と学芸会をやっている」と指摘し、物議を醸した。
 
まあ、これにつきます
 
多数派は議長副議長職を内部で一年ごとに持ち回りにし、行政とつながり、できるだけ議論をおこさず、ことをスムーズに進めることで、自分たちにいろんな便宜を行政から引き出す。地方議会は議院内閣制ではなく、二元代表制だということがこの時点で形骸化してしまい、いろんなことが市民の目に触れなくなる。政務活動費の問題も根っこはこんなところにあることは市民の知る由もない。
 
市民の立場に立って議論を起こす議員に、レッテルを張って議論でより良いものを作り上げようという土壌は失われます。
 
そもそも、議会での発言が、ほとんど市民に伝わっておらず、なにをもって議員を評価するのかという基本的なことができなくなっているのが地方議会。GHQがうまくつくりあげた制度です。
 
是々非々で対処し、まずは市民ファーストであり、私たちは行政のために仕事をしているのではないということを理解し、自分たちの頭で考えましょう。
 
行政のチェックと、政策提案、議論し政策を磨き上げ、それを決めていくのが議会の仕事。
もちろん、行政のいいところは大いに評価し、協力することも議会の仕事です。