朝起き会行く頃には朝刊が届いている。大まず、アピタ黒部店閉店の文字

 
前から決まっていたことなのにね〜、と思いながら、朝起き会帰って来て読んで考察したいと
 
大寒波まだのようでホッとしながら朝起き会会場へ
 
今朝の学びは「恩」
 
恩は忘れがちだから、だからこそ本会では五つの誓いの中で繰り返す
 
果たして恩は日本人に特有のものでは無かろうが、諸外国ではどのように捉えているのだろうか?
 
give and take?
goodwill? grace?
どうもしっくり来ないところに、東洋の日本の恩があるのだろう
シンプルだがこんなことがコアにあるのかもしれないが、そんな意味では人類普遍のコンセプトかもしれない
 
ただ、これに精神性が加わって、より深遠なものになれば、規範として重みも増し、信頼性も増し、安定した社会制度の形成には重要な要素となるだろう。
 
○ さて、帰宅して新聞をざっとみながら、まずは黒部アピタ店閉店。ファミマ伊藤忠との合併の前から不採算店の整理を発表していたので、「え、まだあったの?」て感じです。
 
競争激化売り上げ低迷って書いてあるけど、少子高齢化による需要減退と市場の構造の変化(高齢者増、ネット販売増)に対応できなかったということだろう。新幹線効果もあるかもしれない。
 
首都圏や大都市近郊はまだとしても、地方小都市でのGMSの経営は今後より厳しくなる。アピタ黒部の客がアピタ魚津に来るかと言えば、むしろ、地元の競合店で買い物を済ますようになるだろう。もはや衣料品は競合力なく、生鮮食料品なら小型スーパーの方が協業力があるからだ。
 
魚津はにいかわの商業の中心と言われて長いが、確かに小売業年間販売額は530億円でにいかわの雄である。県下でも富山、高岡、射水、砺波、についで五番目の構成比を誇っている。
 
しかし、大型店店舗面積1㎡当たりの商業人口が0.88であるのに対して、小売業売り場面積1㎡当たりの商業人口は0.70。黒部市はそれぞれ0.91と0.72。小売店の単位当たり集客力としては、そんなに格差がない。魚津の方が大型店舗面積が多いので、滑川や上市入善、朝日などから買い物に来るのだろう。
 
このことは何を物語っているのだろうか?なにげに、アピタ黒部が閉店すれば、「ああ、やっぱりなんといっても魚津の方が都だ」と思う人も多いだろう、しかし、事態はそう簡単ではないということだ。
 
魚津市の小売業売り場面積1㎡当たりの行政人口は0.49。これは県下で最下位だ。黒部市は0.72。 今後、商業都市として生き残るのであれば、より商圏を広げて遠隔地からのお客さんを引っ張って来なければならない。
 
黒部アピタが人口41000人で閉店。業界では3万人台では存続できないとの数字があるが、その手前での撤退ということだ。魚津アピタには最近入ったことはないが、テナントの数は充足しているのであろうか。よっぽどの魅力的なテナント誘致と生鮮食料品部門の魅力を出さない限り、魚津市の人口予測では、2024年には3万人台に突入。2040年には32000人となります。
 
黒部市さんは、市役所をもはや改築してしまいましたが、アピタをリノベーションしすれば、幹線道路沿いで駐車場も広く、面白かったかもしれない。
 
魚津市庁舎7年後の魚津市の人口は、4万人を割り込んでいるでしょう。とすれば、アピタ魚津の跡地のことも問題になる可能性もあるかもしれない。あくまでも、what ifの世界ですが。
 
 
 
 
朝起き会のふすまも寒さのために締めています。
 
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