2月4日立春、初午の稲荷祭を斎行致しました。
初午は2月の最初の午の日のことを言います。お稲荷さんのお祭りで、初午祭・初午詣とも言います。
稲荷社の総本社である伏見稲荷大社のご祭神が伊奈利山へ降りた日が和銅4年2月11日であったとされ、この日が初午であったことから、全国で稲荷社を祀る神社ではお祭りが行われます。
本来は旧暦2月の最初の午の日ですが、現在では新暦2月の最初の午の日とする神社が多いようです。
初午は、その年の豊作祈願が原型ですが、稲荷信仰と結びついて五穀豊穣や商売繁盛などを稲荷神に祈願するものとなっています。
当社境内には稲荷社が二社鎮座しております。
白玉稲荷・大崎稲荷(伏見稲荷大社の御分霊)と申し上げ、ご神体・甑岩の東に並んでお祀りさせていただいております。
本年は、新型コロナウイル感染症拡大防止のために、参列のご案内を控えさせていただきましたが、神職のみでしっかりと斎行させていただきました。
氏子崇敬者の皆様の上に、お稲荷様のご守護がございますようお祈り申し上げます。