さて、冬至は「日短きこと至る(きわまる)」という意味で、太陽が軌道上の最も南に来るときで、夜が最も長く、昼が短い日。南中の高さも1年で最も低くなることから、太陽の力が一番衰える日と考えられてきました。
中国では、この日から新年の始まる日で、先祖を祀る習俗があります。
また、中国では旧暦11月の冬至を境に陽の気が復活し長くなっていくことから、衰えていた太陽の力が再び勢いを増してくるため、「一陽来復(いちようらいふく)」とも言われています。そのため、新年が来るという意味の他に、悪いことが続いた後に幸運に向かうという意味も込められているのです。
「一陽来福」と書いたお札や紙で、年神のいる「恵方」の柱にはると、健康で家が栄えるともいわれています。
今年はコロナ禍で、日常の生活が制限されたり、辛いことがあったという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
当社では、感染症拡大防止対策として、今日から「幸先詣」として9時から20時まで開所して、令和3年の御守・神札・縁起物などを授与させていただきます。
金運や人間関係にも良いともいわれていますので、今年はついてなかった、人間関係で良くなかったと思われる方は、この冬至を境に「良いことがある!」「良いことがありますように!」と思って、一足先にお参りいただいて気持ちを切り替えるのも良いのではないでしょうか