東日本大震災から7年 | 越木岩神社ブログ

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兵庫県西宮市にある「越木岩神社」の日々をブログでお伝えします。

3月11日、「東日本大震災」から丸7年を迎えます。

 

先日ニュースでありましたが、「東日本大震災」関連倒産件数は、2011年3月から2018年2月まで84カ月連続で発生し、累計は1858件に達するそうです。

 

全国で関連倒産が発生しており、事務所や工場などの施設・設備等が直接損壊を受けた「直接型」は177件(9.5%)で、取引先・仕入先の被災による販路縮小や受注キャンセルなどが影響した「間接型」が1681件(構成比90.4%)に上り、震災の影響をいまだに払拭できない企業があるそうです。

 

倒産企業の従業員被害者数は2万8601人にのぼり、1955年の「阪神淡路大震災」時の約6.5倍に膨らんでいます。倒産企業の従業員数は正社員のみで、パート・アルバイトなどを含んでいないため、倒産企業の実際上の従業員数はさらに膨らんでいるとみられます。

 

 

政府は、復興期間を10年間と定め、前期5年間の「集中復興期間」を経て、現在は2016年度から2020年度までの5年間を「復興・創生期間」と位置付けて復興に取り組んでいますが、どれだけ実際に回復しているのでしょうか。

 

 

全国の避難者数は、いまだ約7万3000人にのぼり、震災から丸7年を迎えましたが、傷あとは深く残されたままです。まだまだ、きめ細かな支援が必要ではないでしょうか。

 

 

当社では三陸海岸地域の方々とのご縁を頂戴し、椿まつりでは『東北「椿」店』と題して、三陸海岸地域から取り寄せた椿関連商品を販売頂き、微力ながら東北への応援を続けています。本当に微力ですので誇れることは出来ませんが、その小さな力が集結することで大きな力・応援となると信じて継続しています。そのような輪が広がることを祈ると共に、より元気を取り戻していただけるようにこれからも取り組んでいきたいと考えております。

 

 

椿の産地として有名な三陸海岸地域の大島・気仙沼・南三陸などでは、塩害に強い椿を避難経路等に植樹する活動や、地元の人々と椿の森を守っていく活動、また昔から大切にしてきた椿を街の新しい産業にしたいと取り組まれている多くの方がいらっしゃいます。魅力的な方々が様々な活動をしておられますし、復興とか支援とかではなく商売として取引されても全く引けを取らない多くの素敵な商品がありますので是非探してみて下さい。