神社で開運(2)~おまいりの仕方~その2・参道 | 越木岩神社ブログ

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兵庫県西宮市にある「越木岩神社」の日々をブログでお伝えします。

今日は神社で開運(2)として、参道編で書いてみたいと思います[みんな:01]

鳥居をくぐると、そこからは参道となりますよね。
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最近パワースポット巡りなどが流行って、参道についても真ん中を通らないということをご存知の方は多くいらっしゃるのではないでしょうか[みんな:02]

何故か?という問いに対しては、真ん中は「正中(せいちゅう)」と言い、神様が通るところだから、正中を通らないようにしましょう、というのが答えとなっています。

確かに[みんな:03]

更に具体的に解析?してみましょう[みんな:04]

神様が通る道だから開けるのはその通りだと思います。大名行列で、お殿様のお通り~!となれば、道の端によってお殿様が通るのをお待ちするようなものですね[みんな:05]

私たちのお祭りの際の作法(祭式)では、更にはっきりとみてとれます。正中を外すということが基本になります。

祝詞を読んだり、玉串奉奠をする際はど真ん中じゃないか!と気付く方もいらっしゃるでしょう。確かに神前の真ん中です。しかしその場に向かうまでは、決して正中は通らず、最後の一歩で真ん中に入るんです[みんな:06]

また正中を横切る際には屈行といって、頭を下げて通ります[みんな:07]

またこのように想像してみて下さい[みんな:08]

人が正面から向かってくると、どう思われますか?

圧迫感や、もしかすると恐怖をおぼえるかもしれませんよね[みんな:09]

堂々と正面から向かって行くのは、お願いに行くよりも、どちらかというと文句を言いに行くような気がしませんか?[みんな:10]

また少し違うかもしれませんが、エレベーターに乗る時に右か左に寄りますよね?また自然と対向する歩行者が分かれて歩いているのに気付くことはありませんか?誰かが指示しているわけでもなく。

多分日本人のDNAに真ん中を譲ったり自分を控えたりという配慮・遠慮・譲り合い・思いやりの精神が刻まれているのでしょうね[みんな:11]

そんな姿を神様もチェックしているかもしれませんよ[みんな:12]

参道を歩く時は、正中を外して歩きましょう[みんな:13]

これも開運への礼・作法ですね[みんな:14]