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先日、振動実験を行った現場の解体工事が始りました。

設備機器の取り外しや、既存のエアコンなども取り外しを終え

本格的な再生工事に入ります。


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解体といってもただ壊すのでは無く、使える部材はなるべく使用する事を

前提に行うので、かなり大変な作業です。(^o^;)

今回は、建物が登録文化財になっているので、いつもに増して気を遣います。

どこまで使用するかは、いろいろ検討する必要が有りますが、

今日は、畳下の荒床を捲る前にスケッチを取り、番付けをふって外しました。



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思っていた以上に根太組の状態が良くなかった・・・((>д<))

再生物件ではよくある事ですが、開けてビックリのパターンです。叫び

とは言ってもけっこう練れていますけどね(^_^;)


来週から本格的に工事が始る町家で今日、振動実験が行われました。



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町家の耐震データーをとる為で、既存状態や畳を捲った状態、建具を外した状態などそれぞれのパターンでデーターをとり解析して行くそうです。

再生や修復工事に携わっている私としては、大変興味深い実験でした目


またまた、更新をずぅ~とお休みしていました・・・(^^ゞ


今日は、現場の話題では無く、私が今もお世話になっている


金沢職人大学校について、お話したいと思います。


金沢職人大学校は、各職方が伝統技術を学ぶ本科と歴史的建造物の修復を


学ぶ修復専攻科が有り、各科3年間のカリキュラムです。


ですから、共に修了するには6年掛り、普段の仕事との両立がかなり大変ですかお


しかし、本来職人は親方から仕事を習い、日々の仕事で技術を身に付けて行くのが


普通ですが、職人大学では多くの講師の方から学ぶことが出来、技術継承の意味


で画期的な施設だと思います。


現に私も、職人大学で学んだ事は多く、それに加え多くの方と知り合う事が出来ま


した。


修復専攻科を修了して3年程経ちますが、現在も修了生の先輩や同期の方と共に


規矩術(木造 大工 の加工技術の一つで木造建物の仕口・継手その他接合部分を


尺(かねじゃく、指矩 (さしがね)とも)によって作り出す手法)の勉強会に参加してい


ます。


昨日は、その勉強会で、富山県高岡市伏木に有る重要文化財「勝興寺」の修復


現場の見学と、勉強会で講師を務めて下さっている持田武夫先生の講演会に行っ


てきました。



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規矩術の勉強会は、講師の持田先生のお名前から「持田塾」と言っており


この「持田塾」については、今後もブログでアップしたいと思います目