(1)これまでのスポーツのトレーニング
これまでのスポーツのトレーニングの流れはこんな感じです。
- ①コーチがトレーニング方法を学習
- ②コーチが選手に指導
- ③選手が実践
- ④コーチが修正点を指導
①のトレーニング方法の学習のために、コーチは自分の受けてきた指導を実践したり、日本語を話す指導者から学んだことや、日本語の本やネットの情報で収集しています。
それを②で選手に指導して、それを聞いた選手が③で実践して、④でコーチが修正点を指導しているのがほとんどでしょう。
ひと昔前であれば、そもそもコーチがトレーニング方法を学習すらせずに、ただひたすらに「気合いだ、根性だ、たくさん練習しろ!」と言っていたことも多々ありました。
スポーツの場合、たくさん練習すると、それなりに結果が出てしまうので、このようなコーチが、そのまま長く続けていることもありました。
今は時代も変わってきてコーチもしっかりとトレーニング方法を学習する人も増えてきています。
③で選手がトレーニングを実践するときにも以前はコーチに外から見てもらわないと自分の状態がわからなかったけど、今では簡単にスマートフォンで撮影してチェックできます。
(2)大量の情報がネットで発信されている
ネットで様々な情報や動画が大量に入手できる時代になりました。その時に日本語での情報と英語での情報では、全く情報量が違う状態です。今や英語は、英国、米国などの母国語として英語を使う国だけではなく、世界の共通語になりつつあります。
スポーツのトレーニングの情報も英語では大量に発信されています。
例えば陸上の短距離のトレーニングの情報はこんな感じです。
コチラは水泳の世界記録をだした選手のトレーニングの紹介です。
(3)今までの方法でいいのでしょうか?
日本語で学んでいるコーチの指導知識と、英語で発信されている情報とではどちらが参考になるでしょうか?
そんなに勉強していないコーチの指導するトレーニングより世界記録を出した人のトレーニングを実践したほうが上達するのではないでしょうか?
スポーツの上達では自分にカラダにあったトレーニング方法を見つけ出すことが大変重要です。その方法を見つけ出すのに日本語だけで見つかるでしょうか?
もちろんコーチングというのはスポーツのスキルだけではなく、モチベーションや継続性を保つためにコーチの存在はとても重要です。ただ、そんなに学習していないコーチから指導を受けることが果たして選手の上達につながるのでしょうか?
(4)スポーツの上達には英語の学習が重要な時代に
選手自身が、自分にあったトレーニング方法を見つけ出すには、大量に発信されている英語での情報を英語で理解できるようになるのが、とても重要な時代になってきているのです。
つまり
- ①ネットの英語情報で、自分にあった方法を見つけ出す
- ②動画でチェックしながら進める
- ③コーチとも自分にあったトレーニング方法を共有しながらトレーニングしていく
- ④時には英語のオンラインコミュニティで、情報のやりとりをする
というような方法になっていくだろうと思います。
少なくとも日本のトップクラスや国際大会に出たいようなアスリートは従来のような古典的なトレーニングをしていては、世界に太刀打ちできないだろうと思います。
スポーツを上達するために英語の学習が重要な時代がやってきています。
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