来月、祇園「みの家」でお客さんをすることになりました。

節分のお化けのときなど、他のお客さんにお座敷に招いていただいたことはありますが、お客さんをするのははじめて。

「舞が見たいなら地方さんを頼みますが、どうしますか?」。女将の薫さんとラインのやり取りが続きます。

芸妓さんか舞妓さんか、お客さんがどっちを呼んでほしいかというと、圧倒的に舞妓さんだそうです。舞妓さんと若い芸妓さんは売り手市場で、15分しかお座敷にいなくても1時間の花代がつくそう。ちなみに花代はべっぴんさんでもおへちゃでも皆同じ額です。祇園甲部ではいま今年で150回目の「都をどり」を上演中で、異世界にいざなう華やかさといったら。

少し前に話題になった『人生が整うマウンティング大全』に「京都マウント」がありました。「京都」よりは「祇園」のほうがいくらか自慢話になるのかもしれません。

 

都をどり|祇園甲部歌舞会 公式ウェブサイト (miyako-odori.jp)