先月の伊集院静さんのお別れ会で、最後の著作と名前入りの原稿用紙をいただきました。

あの独特の字が、原稿用紙に書き綴られることは、もう、ない。

伊集院さんにはじめて会ったときの、インタビュー記事がありました。わたし、20代。伊集院さん、40代。京都で佳つ乃さんと暮らしていた頃。

伊集院さんが教えてくれたことは何だったのか。すぐにこたえは浮かばない。だからわたしの中で生き続けていくのでしょう。