吉村昭さんの書斎を移築した三鷹市「吉村昭書斎」の開館が来月9日に決まったようです。いよいよですね。

吉村作品の映画化の発表も近いところであるとうかがっています。

作家は死んだら忘れられるといわれますが、吉村さんは今年没後18年。第一線の現役作家のように話題が続く稀有な作家です。長く読み継がれる理由の一つはテーマ選びではないでしょうか。最近では「熊害(ゆうがい)」のクマ。今年になってからでも『羆嵐』がいくつか記事に取り上げられています。

ヒグマが人間6人を食べた三毛別事件を描いた 吉村昭「羆嵐」が今も読み継がれる理由(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

直木賞受賞作「ともぐい」だけではない、人とクマの関わりを描く本……吉村昭、木村盛武や人気漫画など(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース