文藝春秋元役員で、昨年鮮烈な作家デビューを果たされた羽鳥好之さんの第二作。恐れ多くも・笑、ご恵贈いただきました。

作家となられてからも、私にとっては頼りになる編集者で、なにかにつけて助言を求めます。非才で無学な私が(身内、深くうなずく)、一冊出して売れなかったら次はないと言われる商業出版の世界で、今日まで生き残ってこられたのは、ひとえに羽鳥さん他の有能な編集者のおかげ。でも環境力も才能のうちです。