福井県ふるさと文学館で開催中の「津村節子展」に伺いました。

津村さんは福井出身。これまでどこにも書かれていなかった激しい胸中に触れ、心打たれました。

文学館の方に、津村さん生誕の地や通った小学校も案内していただきました。

ふるさと文学館と東京・荒川区の吉村昭記念文学館はおしどり文学館協定を結んでいるんですね。

文学館同士のこのような協定は他にないでしょう。提案者は瀬戸内寂聴さんのようですが、行政のトップ同士が仲がよく、話が進んだとか。仲良きことは美しきかな。昨年の吉村昭記念文学館での私の講演にも、ふるさと文学館の館長の方が福井から来てくださいました。福井県にもご縁をいただき、丹羽文雄からつながっていくよきめぐり合わせに感謝です。