付き合いに慣れて、自分が彼女に対して図々しくなったり気遣いができなくなったりしないか不安。
そうなってしまうことを避けることは難しいだろうけど。


かつて誰かが言っていたのだが「恋愛関係を長続きさせたいのなら、とにかく相手に何も求めないこと」が重要らしい。
当時まだ二十歳を迎える前だった僕は、特にそれを一考せず隅に追いやっていた。


今ならその言葉の大切さが分かるかな?
ありのままを好きになれれば、そもそも相手に対して求める必要もない。
そして、相手のことをこの世でたった一人の特別な存在であるという尊敬を抱ければ、何かを要求することはどこかおこがましいと感じられる。


まあその言葉については賛否両論あるだろうけど、それはとりあえず置いておく。
目下、僕の目標としては「彼女と僕はあくまで他人同士である」という距離を保つこと。
僕の根っこはかなり図々しいので、戒めとしてここに記しておく。



どうしても自分から相手を求めていくことができない。
相手が僕のことを求めてきたときは、自分もそれに応えるかたちで求めることはできる。
しかし、それだといつも「相手から」になってしまう。
それは相手にとって寂しいことだと思う。


求めることが怖い。
拒絶されたらどうしよう、迷惑じゃないかな、重たくないだろうかといったことをよく考えている。


最近は幾分かマシになったところもある。
自分から手を繋ぎにいくことはできる。
彼女が求めてきたときは全力で応えてる。


色々と考えてみたが、恋愛においてこういった「求める求められる」という関係は常にバランスが取れているとは思えない。
要するに、一方がもう一方を求めている状態こそが常だと思う。
そして、その関係には波があって、求められていた側が求める側に変移することもある。


女「彼氏の方が甘えん坊だったんだけど、最近はこの関係が逆転しちゃって」


なんて会話はそんなに珍しいものでもない。


ところで、この「求める求められる」という関係について、心理学上の調査によって明らかになっている話がある。
それは
“男が求める恋愛は、女が求める恋愛より、失敗する確率が高くなる”
というもの。
確かに身の回りを見ていても、追いかけられた途端に冷める女性は少なくない。


だとしたら、今のリズムを否定する必要もそこまでないのではないかと思えてきた。
彼女から求められる方が多いのが現状だけど、今はかなりうまくいっている。
それは間違いなく彼女もそう思っているはずだ。実は先週も二人で旅行をしてきた。
もっとも僕が求められないということの原因にはやはり問題があると思うから、それは治したいのだけど。

仲良く過ごしてきました。


二人で帰っている時、僕の方から「これから遊びに行ってもいい?」と聞いたところ、満面の笑みで「はい」と承諾してくれた。
「満面の笑み」と表現したが、本当に心の底から嬉しそうな笑顔だった。


今週の土日にかけて僕の家にお泊まりすることにもなった。
これは彼女の方から誘われた。


メールについては特に言及しなかった。
お互いに忙しかったことも原因か。


まずお家にお邪魔して、二人で映画を見た。
「地上5センチの恋心」というフランスの映画だったのだが、あんまり面白くなくて二人でツッコミながら見ていた。
たまに彼女が頭を肩にのっけてきたり、手を繋いできたりしてくれた。
僕も負けじと応戦した。


映画を見終わった後は、まじめに金融の話をしていた。
お互いの所属ゼミに関する話題だから、なかなか盛り上がることが出来る。
やっぱり勉強のできる彼女はいいなあと思ったり。


それから少しいちゃいちゃしてたのだが、お腹の虫がうるさかったので、近場のサイゼで遅めの晩ご飯を取った。これは僕の方から誘った。今更ながら余計だったのかなとも思うけど、僕のお腹がぐうぐう鳴っている時から「何か食べる物でも作りましょうか」と提案してきてくれてたから、時間的な余裕はあったのかな?
とすればこのお誘いはマイナスではないと言えそうだ。
彼女は僕からのお誘いは滅多に断ろうとしない。だからこそ、誘うとき誘った後はつい慎重になってしまう。


それから帰宅。


この前の発言は本気ではなかったんじゃないかなと思う。
よく分からん。うん。


彼女のことを試してる。
最悪だ。彼氏失格かもしれない。


ただ、彼女の言う通りにしているだけということも確か。
違和感を感じてはいるものの、実験の許可は被験者本人からもらっている。


彼女と真剣に話し合い→疑問を残しつつも結論が出て→その結論通りにしている


かなりゼネラルな見方をすればこういうことになる。
正直なところ、このまま振られるんじゃないかという不安もある。
とりあえずまた後で結果報告をさせてください。
その時、ちゃんと僕を叱ってください。


まだ3ヶ月になるかならないかといった時期だからこそ、お互いに遠慮している感があることは否めない。
お互いの距離感だけは把握しておきたいんだけどなあ。
二人の生き方を尊重し合う上で必ず必要となってくるから。
どうしたいのかなあ。


明日はうまく話せるといいな。


かつて付き合っていた彼女が「少し会う頻度を落としたい」と言ってきたときは、素直にその言葉を受け入れられた。
別の言葉で言えば、その言葉の真偽については疑いの余地が無かったということである。


今の彼女は違う。
「会う頻度は1~2週間に1回でも“平気”」と僕が告白し、彼女もそれに呼応するように「2週間に1回“が”いい」と答えたわけだが、やっぱり大きな違和感を感じる。これまでのことや普段の言動と一致しない気がする。


とりあえず、彼女の言う通りにしてみている。
今週もゼミで必ず会うけど、普段は彼女の家に立ち寄るところ、まっすぐ帰ろうかなとも思う。
メールも先週の水曜日に会ってから一度もしていない。彼女の言葉通りだとこれでいいはずだ。


無理をしているようなら、すぐに変化が見えてくると考えているからだ。
回りくどい方法ではあるけど、さんざん聞いても違和感の残る答えしか返ってこなかったため、こうするしかないと考えている。


実際のところ、酷いことをしているのかもしれないと思う。
もしこれで彼女が傷ついていれば悪いことだし、そうでなければ別に何でもないことになる。
彼女を傷つけるキケンは孕むが、しかし他に方法がない。
どうすればいいんだ。


【恋愛依存症診断テスト】


◆ 質問1 あなたは、このように考えたことがありますか?

私のために叱ってくれたんだ。 YES NO
浮気はしているけど、本当に好きなのは私だけだ。 YES NO
私のために嘘をついてくれたんだ。 YES NO
愛し方を知らないだけなんだ、本当は私のことを愛している YES NO
どうして、世間はこのひとのよさ・才能をわかっていない。いつかチャンスが巡ってくるはずだ、それまで私が支えなきゃ。 YES NO


 2つ以上YESと答えた方は、恋愛依存になる可能性があるかもしれません。


◆ 質問2 あなたは、このように考えたことがありますか?

彼がいないと生きていけないと思ってことがある。 YES NO
彼がいないと私は何もできないとおもってことがある。 YES NO
寂しさから好きでもいないひととセックスをしたことがある。 YES NO
私の愛情で彼を変えてみせるとおもったことがある。 YES NO
友達は別れることを奨めるが、どうしても別れられない。 YES NO
彼を否定されるのがいやで話題にすることを避けている。 YES NO
彼をいいひとに見られたくて嘘をついている。 YES NO
彼のことを否定された時、必死で弁解したことがある。 YES NO
セックスをしているときだけが愛情を感じることができる。 YES NO
追いかけるほうが好きで、追いかけられると急激にさめてしまう。 YES NO
恋愛に関して瞬間的に燃え上がるが、冷めるのも早い。 YES NO
別れることに3ヶ月以上悩んでしまう。 YES NO
自分の人生を劇的に変えてくれる相手がいつか現れると信じている。 YES NO
恋愛が始まると、それ以外のことがまったくどうでもよくなる。 YES NO
自分さえ我慢すればこの恋愛はうまく行くと思っている。 YES NO
喧嘩⇒セックス⇒仲直り⇒喧嘩を繰り返している。 YES NO
セックスの後、不快感や罪悪感を感じてしまう。 YES NO
彼といると自分のダメなところを忘れられる。 YES NO
恋愛が3ヶ月以上続いたことがない。 YES NO
不幸な恋愛に悩むことが多い YES NO


 5つ以上がYESは、恋愛依存症である可能性はかなり強く
 3つ以上がYESは、恋愛依存症の傾向が強いといえます。
 全部がNOでない限り、あなたにも恋愛依存症に陥る可能性はあるということです。
 このように、恋愛依存症は私たちの誰もが陥る可能性をもったものだといえます。


一つくらいは「うーん、YESかもしれない」と思うような問いがあったと思う。
一応YESの数はゼロだったけど、なかなか怖い診断テストだ。
ちなみに大学一年の頃の僕はどうやらこれであったらしく、当時の僕を鑑みれば質問2においては5つも○がついてしまう。
それからこれまでに何があったかは分からないけど、少なくとも僕は変わった。


この恋愛依存症はアダルトチルドレンの一症例として発症するらしい。
すなわち、アダルトチルドレンという広い括りの中に恋愛依存症が部分集合として存在していることになる。
したがって、アダルトチルドレン対策が恋愛依存症対策を兼ねることに繋がるらしい。


アダルトチルドレンは自分への自信の無さがその根幹にあるという。
その現象は親から愛情を受け取らずに生きてきた人間に多く見られる。
幼児期から継続的に親(もしくはそれに近い存在)から愛情を受け、人は自分の自信というものを確立していくという。
アダルトチルドレンにはこれがない。ちょうど親に超甘やかされて育った一人っ子とは対極的な位置づけとなる。


その自信の無さは、誰かに必要とされることで解消されることが多い。
つまり、自分を求めてくれる人=恋人というかたちでこれを解消しようとしている人が、恋愛依存症に陥っていることになる。


これらのことから、アダルトチルドレンを治すには「自信が取り戻せるようにする」ことが治療法の絶対条件となるという。
たとえば年上のお姉さんに溺愛された僕は、これがキッカケで自信を取り戻せたのかもしれない。
アルバイトで社長に経営企画をしそれを実行してもらえかつ利益を上げたという事実が、僕に自信を与えてくれたのかもしれない。
何より、自分を好きになるコツみたいなものを手に入れた気がする。


これまでより他人の表情や態度が気にならなくなったし、自分の意見を強く持てるようになった。
世の中には普通に生活している人でも心の中にアダルトチルドレンといった重荷を背負っている人がたくさんいるという。
早く良くなってほしい。



とても。昨日はラブラブしてた。


実はとある外資の選考に残ってたのだけれども、最終的には落ちてしまったんだ。
その知らせが、この時代にわざわざ郵送で来た。
高級な厚紙の封筒に込められた一通の便せんに、この世で最も残酷なチャントが載せられていた。
それは土曜の夜だった。
当該企業への志望度が高くショックだった僕は、慰めを求め彼女に連絡をした。
その彼女の提案で「飲みましょう」ということとなった。


僕の家に彼女を招いての飲み会。
さすがに夜道を一人で歩かせるわけにもいかなかったから、彼女の家に迎えに行った。
途中のコンビニでアルコールとつまみを補給。
彼女はカルピスサワー1杯だけだったけど、僕はきっと1リットルくらい飲んだなあ。
それでもぜんぜん平気だったりして。


お酒の勢いもあってかすごく盛り上がっていた。
学校の話をしたり、僕が持ってた昔のアルバムなんか見せたりして。
膝枕をしてもらいながらお話をしてた。その間は頭を撫でてくれる。すごく癒される。
近ごろ風邪をひいてたのもあってなかなかしゃべれてなかったから、その分が一気に放出された感じだった。


そんなこんなで夜1時を回ったあたりから眠たくなってきたので、そろそろ寝ることに。
パジャマに着替えてベッドに潜り込んで、それから少しして僕から数週間ぶりのちゅーをした。
「しばらくしてなかったから、ずっとこうしたかったんだよー」
書いてると死にたくなるほどクサイ台詞を僕は吐いた。
すると彼女は「嘘ばっかり」と突っぱねてきた。
彼女はそこまで表に見せなかったものの、実のところ僕からの愛情表現に飢えていたようだった。
「いつも私から誘ってばっかりな気がする」とも言っていた。


僕が彼女へなかなか愛情表現を繰り出せなかった理由として、彼女の望む距離感が分からなかったことがあげられる。
要するに、様子見をしていたから動か(け)なかったということだ。


そんな臆病者の犠牲者となった彼女への最適な処方箋は何か。
僕はアルコールが駆けめぐっている脳内回路をフル活用した。
そしてそれが弾き出した結論は「とにかく押すこと」であった。


僕は押して押して押しまくった。ここら辺の描写は非常にキモイので割愛する。
すると彼女もどんどん積極的になってきて、もの凄ーく甘えられた。
ただでさえロリータ・ルックな彼女に、猫撫で声で甘えられたおじさんは、犯罪者になるしかなかった。


でも、刑法も青少年育成条例もちゃんと遵守しきった。
朝起きて、また少しいちゃいちゃした。
とても幸せな時間だった。



いま隣で寝ている。
すーすー寝息を立てている。


どうもここ最近、僕の側から彼女を求めていなかったのがフラストレーションとしてお互いに溜まっていたようだ。
それを思いっきり発散した。


要するにすげーいちゃついた。
ここ最近の悩みが嘘のようにらぶらぶだった。



彼女の本当に希望する頻度は「1~2週間に1度程度」。
これまでの矛盾する言動は「僕の気遣いやお誘いを断ったら悪いという罪悪感や、彼女自身のいい加減に発言する性分から生まれた」。


これでおしまい。ああ疲れた。