これは、歴史的資料になりますね。
日経平均が1日で 4451円28銭 のマイナス。
まさに、令和のブラックマンデーですね。すごい。こんな下げ方、するの?
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まあ、まずいえるのは、ネット取引とコンピュータを使った自動取引。それらをAIがコントロールしていく時代。それを、証券会社や投資銀行がみんな使っている。そのコンピュータも、並みのコンピュータではない。スーパーコンピュータのようなものを使っているわけです。
その状況で大きく下げ始めたら、一斉に売りが入って、こういうことになるわけですね。人の手でやっていたら、こんな速度では取引できません。必然的にスピードに限界がある。しかし、今はそれが無い。
一斉に上げて、一斉に下がる。ものすごい角度のきついジェットコースターのようになっていると考えられます。
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不思議なのは、特に大きな理由が無いのに、こんな激しい値動きになったことです。
どこかの大きな会社が倒産したわけではない。銀行や証券会社が破綻したわけでもない。コロナのようなパンデミックが起こったわけでもない。アメリカの同時多発テロのような大規模なテロが起こったわけでもない。要人が暗殺されたわけでもない。大災害があったわけでもない。
日銀がわずかに利上げして、アメリカの経済指標が思ったより悪かった、というだけのことです。それでこんなに動く?ちょっと、おかしいと思いますね。
そういう道理から外れた動きは、長続きはしないと思いますよ。
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ただ、怖いのは信用取引ですね。
暴落の時は、これが大変になると思います。現金が足らなくなって、他の株を売って補填する、といったことが考えられますから、売りが売りを呼ぶ展開になってしまいますね。
それで、払えればよいですけれども。払えなかったら、どうなるのでしょうね?