騒ぎ過ぎですよ。
そもそもマイナス金利などというのが異常なのであって、
こんなものは、不具合修正のレベルです。バグフィックスですよ。
マイナスがゼロになるだけで「利上げ」とかいうのも、バカ丸出し。
ゼロ金利でも超がつくような緩和状態です。
あまりにも、異常な「マイナス」を何年も続けて、非常識が常識=世間の感覚の方がおかしくなっています。
「金利のある世界へ」などというのも仰々しい。
ゼロ金利なのだから、金利はありません。
ゼロの意味が分かっていますか?
それに、0.1とか0.2でも、「金利がある」とはいえない。「金利がある」などというのは、せめて1%か2%くらいになってから言うものでしょ?
あまりにも、議論のレベルが低すぎる。
本来なら5~6%くらいなければいけない。それでこそ、景気が良くなってきたら上げる/景気が悪くなってきたら下げる、というコントロールに使えるようになるのであって、0%さらにマイナスにして、それでも市中のお金が増えないなどというのは、経済として終わっています。
そもそも2016年にマイナス金利を導入したわけですが、
金利をマイナスに設定できることを初めて知ったときは仰天しましたね。
何かの間違いじゃないか?と思いましたよ。だって、お金を預けていたら減っていく、ということですからね。まあ、銀行預金の利息とは意味合いが異なるものだとは思いますが。それでも、異常な設定値だと思います。
あくまで非常措置であって、短期間で止めなければいけなかった。それを10年近くも続けてしまった。それでも、日本の経済が成長軌道に戻ることは無かった。少なくとも金融緩和だけでは、経済成長を取り戻すことはできない、ということが実証された形になりました。