おはようございます。
皆さんは、顆粒タイプの鶏がらスープを使ったことがありますか?
もちろん顆粒タイプの物でもおいしいのですが、先日鶏肉から鶏がらスープを作ったので紹介します。
必要なものは、
- 鶏がら
- ショウガ
- ネギ
- 水
これだけです。
まず、下処理です。
図.1: 鶏がら
鶏がらです。内部の血合いのようなものを完全に取り除きます。
一部取り除けないものや、見落としがあっても問題ありません。
図.2: 鳥がら2
図.1の鶏がらに、お湯をかけ、汚れを取り除いたものが図.2になります。
この段階できれいに取り除いておくと、味が良くなり、作業も楽になります。
図.3: 準備
この図のように鶏肉、ネギ、しょうがの順に鍋に入れ、鶏がらが完全に水に浸るくらい水を入れてます。
図.4: あく取り
この時、表面に浮いてくるあくを取り除くため、水を張った入れ物を用意しておきます。
図.5: あく
最初は強火で加熱します。
もちろんたくさんのあくが出ます。この時しっかりと取り除くことによって、味がよくなります!
図.6: あく取り
ネギが図.6のような状態になり、あくの出る感覚が長くなってきたら、弱火に切り替えます。
この段階で、浮いている油を取り除くと、あっさりとした味になります。反対にあえて残しておくと、こってりしたような仕上がりとなります。
弱火に切り替えたら、絶対に沸騰させてはいけません。沸騰させてしまうと、濁ったスープになってしまいます。
図.7: 8時間
8時間加熱しました。
本体は3時間程度で良いです。なんとなく加熱時間を延ばしています。
図.8: 16時間
深夜2時から作り始め、18時まで加熱し続けました。
とても良い香りがします。顆粒タイプとは比べ物にならない良いにおいです。
図.9: 濾し器
ざるなどにキッチンペーパーを貼り、上からスープを注ぎ、濾過します。
この時、鶏肉やネギは取り除いておきます。
もちろん取り除いた鶏肉などは食べられます。私の場合、とても柔らかくなっていておいしく感じました。
図.10: 完成
約1.5Lほどとれたと思います。
図のように、黄色っぽいスープが取れました。匂いはとても良いです!
さて、これを中華めんに加えてラーメンを作ります。
図.11: ラーメン
ラーメンです。上にのせるものがなかったので、なんとなくキャベツを載せてみました。
ラーメンには見えませんが、ラーメンです。
味は、しっかりと鶏がらスープの味が出ていて、おいしく感じました。
スープも顆粒タイプと異なって、匂いがしっかりとしていました。香りのよいラーメンというのは良いものですね。
鶏がらスープを作るのは、とても面倒です。
時間も電気代/ガス代がたくさんかかります。それでも作る価値があるほどおいしいのです。
皆さんも一度試してみてくださいね!