ラーメンはお好きですか?

市販されているラーメンのうち、カップラーメンや、袋入りラーメンは、手軽に作れてよいですよね。

 

手軽に作れるのは良いのですが、油揚げ麺って油がきつく、食べにくく感じたことありませんか?

そこで今日は、油揚げ麺をおいしく食べる方法を紹介します。

図.1: 袋麺

見たこと、食べたことのある商品はありますかー?

このような袋めんは、たくさんの種類がありますが、ほとんどが油揚げ麺です。

商品の裏に書かれている作り方でもよいのですが、とある調理方法を選択すると、まるで生めんのような袋めんが楽しめます。

図.2: 炭酸水素ナトリウム(重曹)

これを加えるのです。

図.3: 重曹2

重曹を小さじ半分くらい使います。

これをーー

図.3: 重曹3

小さじ半分の重曹を沸騰したお湯に加えます。

重曹を入れたら、次は麺です。

図.4: 麺投入

麺を入れると、重曹が入っていない時と比べると、かなり多くの泡が出ます。

もしあふれそうになったら、火力を抑えてください。

図.5: 麺投入2

火力を落とし、茹でていきます。

私の場合は、3分程度ゆで、触感を確かめながら茹で時間を変えていきます。

好みの硬さになったら、麺を取り出します。

この時、取り出した麺は、一度流水で洗ってください。洗うことによって、表面に付着しているゆで汁が少なくなり、よりおいしく感じられます。

図.6: 盛り付け

見てください!この麺の光沢!普段見る袋めんの光沢と全く違いますね。つやつやとしていて、生めんと見間違えてしまいそうです。

図.7: 完成!

これは、、袋めんのラーメンには見えません。まるで、お店で出てくるラーメンから具を取り去ったものに見えますね笑!

 

食べてみると、油揚げ麺特有の"あぶらっこさ"がなく、本当に生めんで作ったラーメンのように感じます!

麺はつるっとしており、とてものど越しの良い仕上がりとなっていました。

 

袋麺の油揚げ麺を生麺風にする方法は、以上です。

 

次は、カップ麺を生麺化する方法について紹介します。

図.8: カップ麺断面図

このうち①の部分は、フリーズドライになっている場合が多いです。油で揚げていない場合は、油抜きをする必要はありません。軽く湯に浸すだけで、普段食べている状態に戻ります。

②の部分は、大抵油揚げ麺となっています。

ここで袋めんと異なるのは、袋めんはスープが別になっていることに対して、カップ麺は、一緒になっている場合が多いのです。

でも、あきらめません!

 

①の具と、表面のスープの粉を取り去ったのち、うつわに面を上下さかさまに移し少量の湯を注ぎます。

※大量の湯を注ぐと、油を落としてしまう場合があります。

これで麺内部に存在していた粉末スープをすべて外に出すことができましたね!

これ以降は、袋めんと同じです。

最後には、もう一度カップめんの容器に戻すか、新しい容器に入れるか、などして食べてくださいね。

 

※日清チキンラーメンのような、麺自体にあらかじめスープを付けてあるような油揚げ麺の調理には推奨されません。ご注意ください。
 

通常通り作るのと比べると、圧倒的に時間はかかります。そこまでしてでも価値があるほど、おいしくなるのです。

"カップめんは健康に悪い"などと思っている方にも、お勧めです。

そのほかにも、お年寄りなど脂っこいものがきつい方にも、この調理方法をとると、おいしく食べることができると思います。

 

一度試してみてはいかがでしょうか。