「進二天刔輪」

 

※天保通寶と類似貨幣カタログ原品(№71 進二天 細字 隔輪)

 

 

「進二天強刔輪」

 

※2022年5月5日掲載

 

 

 

2枚を比較すると、強刔輪の方が文字抜けが良く丁寧なつくりにみえますが、金質は同じようです(スキャナー画像では分かり難いかもしれません)。

輪側の仕上げも一緒で、現物比較をして、進二天(刔輪)にはこういうものがあるということがわかりました。

 

拓本は特徴が抽象化されるので、文字等の黒くなる箇所を把握するには良いのですが、地等の白くなる部分は全くわかりません。

これを補うのにスキャナー画像は有益ですが、これも100%ではありません。

 

百聞は一見に如かずではないですが、やはり現物を手にしてはじめてわかることが多いことをあらためて実感しました。

 

 

「雑感」

先日、古銭でお世話になっている方のご自宅を訪問しました。

コロナ禍で何度か延期になっていたため、数年ぶりです。

私の方も時間が無かったので、車で往復8時間、滞在時間は2時間の強行軍でしたが、いろいろお話を伺うことができました。

(続く)