銭径:38.6-38.9㎜、厚:3.4-3.7㎜、重:22.90g
面・背貼り合わせ
購入にあたり、ネットで調べていたところ、フォローさせて頂いているhirame-hk様のブログ「アジア古代コイン」にたどり着いた。
他にもオークション・ワールドで過去に1度出品されていたのを確認したが、紹介欄に「手類、不明銭類 UNKNOWN手類、不知、不明銭類 Unknown年代不明鉛銭 六崑通寳.背広利其合.」とあるのみで詳細は不明。画像も確認できるが、字体などが掲載品と微妙に違う。
「アジア古代コイン」に掲載されている画像とも異なっており、いろいろなタイプがあるらしいことは分かった。
鉛・錫を使っているらしい銭であること、字体にいろいろなタイプがあること等から、つくりは9/26に掲載した細倉当百に似ていると感じた。
ネットで調べた限りでは、貨幣に関する上記以外の情報にはたどり着けなかったが、それらしいことを記載してみると、
「(現在のタイの)アユタヤ王朝で、山田長政(1590頃~1630)が六昆(崑)王と言われて統治していたリゴール王国(六昆国 1629~1630)のもの」ということだろうか。
文字については、日本人統治下であったために漢字表記になったのではないだろうかと推測。当時の現地の人々は読めたのだろうか、あるいは日本人町限定だったのだろうか。
背の「廣利其合」の意味は分からなかった。