石巻絵銭とされる白文恵美須の背に「仙」字のあるもの。背仙のあるものは無背のものより新しい絵銭だと思うが、掲載のものはその中では古い方に感じる。

白文恵美須は比較的数の少ない絵銭とされ、背仙はさらに少ないと思うが、月刊収集の昨年の誌上入札に出ているのを2、3回見た。ネットでは近年作ったと思しきおもちゃのような物も散見される。

高価ではなくても、探してもなかなか入手できない古銭・絵銭があるが、掲載のものは、古銭を集め始めた頃にすんなり手に入ったもの。

大黒と二枚一組で持っておきたい絵銭。