ベルヴェデーレ宮殿の後、トラムに乗りウィーン国立歌劇場へ。
まずは場所を確認。
トラムの最寄駅を降りるとすぐに存在感たっぷりの姿が目に入ってきます。
周囲では、モーツァルトらしき格好をした人たちがビラを配っていました。
時間がまだたっぷりあるので、カールス教会まで散歩がてら行ってみます。
途中の横断歩道脇の緑が、絵画のようで……。
教会の周囲にはたくさんの憩いの場があり、その一角でベンチに腰掛け一休み。
近くでは、男性二人組がジャズギターの演奏をされていていいリラックスタイムになりました。
とはいえ、少し肌寒くなってきたこともあり、バックステージツアー開始までに時間があったので、スィーツを食べに行くことに。
ザッハトルテといえば、のザッハの行列は長かったので、やはりこちらも老舗の「Demel」に。
こちらも少し混んでいましたが、5分ほどで入店できました。
他にも美味しそうなスイーツはたくさんありましたが、やはりザッハトルテを頼まねばとエスプレッソと一緒に注文。
美味しくいただきました。
テーブルに真上には、落ちてきそうな大きなシャンデリアが。
身体も温まったところで、国立歌劇場に移動します。
ツアーの入り口が分からず、とりあえずチケット売り場に行って手の空いてそうなスタッフに尋ねると、日本から?ハイ!のやりとりの後、流暢な日本語でツアーの入り口を教えてもらいました。
たまたまでしたが、この方が、本日のバックステージ日本語ツアーの担当の方でした!すぐに再会してびっくり。(笑)
皇帝しか通れなかった階段を上るところからツアーは始まります。
劇場の中、最前列に座りながら、歌劇場の歴史や文化的意義などの説明を受けます。
英語ツアーだと私は半分くらいしか理解できないので、キーワードをメモして後で調べることが多いのですが、今回は日本語ツアー。視界から入ってくる情報と耳から入ってくる情報がうまい具合に融合します。ガイドさんの説明では、トヨタがここウィーン国立歌劇場のスポンサーの一つなので日本語ツアーがあるとか。ありがたいことです。
ステージでは、今晩の舞台の準備が進められています。
オーケストラピットも流石に大きいですね。
細部に至るまで、美しい。
名だたる音楽家たちの胸像がある広間。
ただ私が初見の名前もあり、ガイドさん曰く、当時はとても人気があったけれど今はそうでもない方もいるとか。
ウィーン国立歌劇場では、オペラとバレエの演目が提供されていますが、例外として、あの有名なデビュタントの舞台でもあります。
この美しい場所で優雅なダンスを踊れるなんて、一生の宝物になるでしょうね。
バックステージツアーは、国立歌劇場のホームページから事前予約が可能です。
リーズナブルなお値段でとても貴重な経験ができます!
おすすめです!!