コロナ禍以降、初の海外旅行として選んだのはモロッコ。2023/10/10〜19、広大なモロッコの国土を巡るため、今回はクラブツーリズムのツアーに参加しました。

一番の目的は、「サハラ砂漠」の朝陽。テレビ番組で見た素敵な映像に心惹かれ、旅への欲求がムクムクと。その少し前にモロッコでは大きな地震の被害があり、キャンセルするかどうか、かなり迷いましたが、行くことを決意。

 

旅行の主な行程は、ドーハ経由でカサブランカへ→首都ラバト→青い街シャウエン→迷宮都市フェズ→ローマ帝国時代の世界遺産ヴォルビルス→念願のサハラ砂漠→多くの映画ロケ地として有名なアイットベンハドゥの集落→マラケシュ→カサブランカからドーハ経由で帰国

 

やはり1番心に残ったのはサハラ砂漠。

早朝まだ暗いうちに砂漠の玄関口の街、エルフードから4WDで砂漠に向かいます。砂漠に着くと、それぞれに、ラクダに乗ったり、歩いたり、ベルベル人のガイドさんたちの先導で、朝陽のきれいに見える場所まで連れて行ってもらいます。ちなみに私は、行きは徒歩で帰りはラクダに乗せてもらいました。砂の感触を自分の足で確かめたかったので、まずは砂に足を取られながらもなんとか遅れないように歩き、鑑賞場所では、お天気にも恵まれ(晴天、無風)朝焼けに染まる砂漠に見惚れ、そして帰りはラクダさんのおかげで高い目線から雄大な景色を堪能しました。

素晴らしいこの体験を、私は生涯忘れることはないと思います。そして、私に感動と新しい感性を与えてくれたサハラ砂漠には、ぜひまた再会したいです。

 

ガイドさんに確認し問題がないということで、ジップロックにサハラ砂漠の砂をつめ、お土産に。日の出待ち時間には、砂に友人たちの名前を指で書き、写真に撮って送信。どちらもプライスレスで、とても喜んでもらえました。

もしサハラ砂漠に行く機会があれば、一番のお土産になること、実証済みです!

 


ラクダくんの背中から、自分たちの影の写真をなんとか撮りました。



 

モロッコの人たちは、とてもフレンドリーで心優しい方が多かったです。そして、たくみに数か国語を使い分ける人の多いこと! 歴史的、あるいは宗教的背景もあるのかもしれません。

 

ホテルは三つ星、四つ星あたりのセレクションでしたが、可もなく不可もなく、という感じでしょうか。トイレの水が流れ、お湯が出れば一安心。バスタブに栓がないのはまあ我慢。連泊中でもキーが使えなくなるのもギリ許容範囲。そんな感じです。多少の不便さは経験値を上げるためと割り切った方が楽しく過ごせるかと。

 

私は個人旅行の一人旅も多いのですが、モロッコのように広大で多様な自然環境の国を巡るのなら、やはりツアーの方がいいのかなと思います。

そして、現地ガイドさんは映えポイントのプロなので、例えば青い街として最近人気急上昇のシャウエンでも、効率よく素敵な写真を撮ることができ、ありがたかったです。

 

 

それにフェズやマラケシュなどは、私一人なら間違いなく迷子になるかと。

ガイドさん、ありがとう。本当に助かりました。もちろん、日本からの添乗員さんにも感謝です。久しぶりの海外ツアーでしたが、有意義な旅になりました。

 

それから、ツアーで旅友もできました!

帰国後もそれぞれの写真や情報を交換しています。いつか、また、一緒に旅したいね。