先日仕事で草津へ行った帰り道、高崎市倉渕町を通りながら小栗上野介ゆかりのお寺が有ることを思い出しました。

国道406号沿い、高崎市倉渕町権田にその東善寺があります。

 

 

アメリカ合衆国を視察した小栗上野介は、14代将軍徳川家茂(最後から2番目の将軍)の勘定奉行として幕府の財政立て直しに尽力し、横須賀製鉄所開設、兵器の国産化等日本の産業の近代化に貢献した例を上げればきりがありません。

ただ、薩長との主戦論者だった彼は将軍慶喜に疎まれ、任を解かれます。

権田で隠遁生活をしていただけの小栗上野介ですが、捕らえられ取り調べも無く首をはねられています。

明治政府に余程恐れられていたのか、それとも末端の兵が功を焦ったのか本当の所は良く分かりません。

東善寺にある小栗上野介のお墓です。本堂でお線香を購入してお供えする事が出来ます。

 

 

 

小栗上野介が斬首された烏川の河川敷です。

今は立派な堤防も出来、一面の田んぼですが、当時はどんな風景が広がっていたのでしょうか。

 

 

地元の有志の方、それとも縁の深い方が碑を立てて下さったのでしょうか。

由来は、苔むして読むことが出来ませんでした。

 

 

車を止める所もなく、ここまで来られる方はあまりいないようです。