10月10日~12日にかけて、ムトワラ州の町、マサシでMaKuYaというイベントが行われていたので、土日を利用して行ってきました。
今回はそのMaKuYaというイベントについて書いていきます。
このMaKuYaというイベントは、ムトワラに住むMakonde, Makua, Yaoという3つの部族からアルファベットを取ってきてMaKuYaと呼ばれているのだとか。
何をやるかというと、この3つの部族にまつわる伝統的なダンスの大会です。ムトワラの各地域から色々なグループが参加します。
MaKuYaは比較的新しいイベントで、ムトワラ州内で2008年から行われているそうです。今年は7回目。
場所はマサシのスタジアムを貸し切って行います。
(と言ってもだだっ広い敷地に観客席がちょっとあるだけですが)
3日間かけて様々なグループのダンスを披露していました。
日陰もなくかなり暑かったので数グループだけしか見ていなかったのですが、グループ毎に個性があって面白かったです。
テレビやPVではほとんど同じような踊りしか見ていなかったので、新鮮でしたね。
タンザニアはクラブとかも結構多いですし、改めてタンザニア人が踊りがどれだけ好きなのかがわかりました。
また、ダンス大会のほかにも、ムトワラ地域の文化・歴史紹介ブースもありました。
こっちは日陰で助かった笑
第90回の記事で言っていたように、タンザニア人は遺産を大事にしないと思っていたので、きちんと昔の写真とか残っていることにちょっと驚きました。
まあ、白人が撮った写真を保管していただけかもしれませんが・・・。
ここで面白かったのは、伝統工芸品を作っているところ。
木の皮をはいでスカートなどの服にしたり、錫の加工などをしていました。
原始的な方法での作り方に、伝統を感じましたねー。
こういう伝統的な方法って、昔の技術なこともあり効率的でないことも多いですよね。
効率的でないのでそこまで後世に残す必要はないですが、「こういう方法を使っていた」という事実は残してほしいな、と個人的に思います。
他には、伝統的な遊びの紹介ブースも。
弓やパチンコ、石遊び等がありました。
ちょっと面白かったのは、コマ。
日本はひもで勢いをつけて回すのが一般的ですが、こっちのは手で回してからひもがついた棒でたたいてさらに勢いをつけるというもの。
同じコマでもいろいろあるんですね。
あとは、中国ゴマ(ディアボロ)っぽいものもありました。
大学でジャグリングサークルに入っていたこともあり、これはちょっとできたので子供たちに自慢できました笑
といっても大した腕ではないですし、コマ自体がちょっとバランスが良くないのであまりうまくはなかったですが。
MaKuYaについての情報はこんな感じでしょうか。
いやー、そこまでこのイベントには期待していなかったのですが、色々なものが見れて思ったよりも面白かったです。
タンザニアの伝統文化も知ることができたし、今まで見たことがなかった踊りも見れたし。
収穫はあったかな。
ちなみに、元々このイベントはついでで、マサシ近くにある私立学校の見学が目的でした笑
この私立学校+マサシ近辺の隊員がいる学校見学については次回書こうと思います。
ではまた。
Kabla ya kurudi Japani, nijifunze dansi ya Tanzania au?
(日本に帰る前に、タンザニアのダンスを覚えたほうがいいかな?)
(現在2014年10月25日の22時ですが、過去の事のため、投稿時間をずらしています)