前回投稿した漢字の記事に反響があったので、

今回も漢字のクイズからです。🤓

 

お題は「笑」という字です。

 

この字がどのようにしてできたか、知ってますか?

すぐには思いつかないですよね。🤔

 

実は、

"巫女(みこさん)が、両手を上げ、

身をくねらせて舞い踊る姿"

だそうです。

(白川静「字統」より)

 

神に訴えようとするとき、笑いながら踊り、

神を楽しませようとする様子、

とも解説してます。😮

 

上部の「竹かんむり」が、ふりかざしている

両手で、下部の「夭」が、巫女さんが頭を傾け、

身をくねらせて舞う姿です。

 

いわれてみれば、そのようにも見えてくるから

不思議です。

 

もちろんこれは白川氏の解釈で、異論もあります

が、このように解釈すると、イメージが湧きますね。

さて興味深いのは、

 

「笑う」が、

”「神に訴えるとき」に「神を楽しませる」姿"

 

と説明されている点です。😃

 

現代では、笑うとは通俗的な印象を受けます。

 

私など子供のころ、よく

「男のくせに、へらへら笑うな」

などと怒られたものです・・・。😅

 

ところが、元々は神様との交信のようなものだった

となると、ずいぶん話が違ってきます。

 

また、

"神様を楽しませて笑わせる"

 

というのも、なんとも面白いところです。

 

日ごろ、笑うと場が明るくなり、周囲との関係もよくなります。🌺

 

「笑う門には福来る」

ということわざも、そのようなことを経験的に表現した

ものなのでしょう。

 

また「笑う」と腹式呼吸になり、呼吸が深くなり、

健康にもいいともいわれます。

 

「笑いの効用」などとよくいわれますが、

古代の「神さまを楽しませる」ことと関連づけると、

なんとも味わい深い話になります。

 

私たちも、いつも笑顔で過ごしたいものです。😆

 

それが「神様を楽しませる」ことになれば、

こんなにいいことはありませんね!

 

今日の話が、少しでも皆さんのお役に立てれば

幸いです。

 

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