こんにちは
ブログ訪問いただきありがとうございます。
心をチョットだけ軽くする「☆イキイキ人生指南塾☆」主宰のファイナンシャルプランナー青松光晴です。
ここまで、人生における「夢・目標」についてお話してきました。
ところで皆さんのなかには、「夢・目標」はわかったけど、ファイナンシャルプランニングとどういう関係があるの?」という疑問をもたれた方もいるかと思います。今回は、これについてお話します。
ファイナンシャルプランニングというと、安定した資産計画を立てるだけだから、「夢・目標」にそこまでこだわらなくてもいいのでは、と考えがちです。
たしかにそれもそうですが、実際には逆で、「夢・目標」が明確でなければ、ファイナンシャルプランニングの方針が立てられません。
たとえば、よく「親から相続した不動産I(ここでは貸し家としましょう)がありますが、売却したほうがいいでしょうか?。」という質問があります。
通常であれば、そのまま所有した場合の収支計画と、売却した場合の収支計画を比較して、答えを出すことになります。
ところがその方が、今後どのような人生を歩もうとしているのかによって、答えは違ってきます。
「ともかくつつましく暮らしていきたい」という方であれば、老後は年金に貸家の賃貸収入がプラスされるわけですから、今のままで充分でしょう。
これに対して、「世界一周旅行をしたいんだ」とか、「起業したいんだ」、などの構想をもっているのなら、売却して現金をもっていたほうがいいかもしれません。
これは投資相談でも同じですね。
ともかく資産的に安定したいという方は、ローリターンの投資方針となります。
一方、大きな資産を得たいという方は、ハイリターンの投資方針となります。
ここに誰もにあてはまる答えはありません。
ここで留意点は、ハイリターンを目指すことはハイリスクとなり、逆にローターンを目指せばローリターンとなることです。
これを投資の世界で「トレード・オフ」の関係といいます。
よく、できるだけリターンを高くしたい、だけどリスクは限りなくゼロにしたい、という方がいますが、そのようなムシのいい話が、この世にあるはずがありません。あれば誰もがやっているはずです。
したがって、ファイナンシャルプランニングにおいては、相談にこられた方が、リスクとリターンをどのように考えているのか、といういわば「人生哲学」とでもいうべきものを、確認することも大事です。
以上のように、まずはファイナンシャルプランニングにあたっては、
・相談者がどのような「夢・目標」をもっているのか、
・リスクとリターンについて、どのようなスタンスなのか
を確認することが必要となります。
これが明確になると、方向性はおのずと明らかになってきます。
皆さんも、今後の人生を考えるにあたって、参考にしていただければ幸いです。
★無料オンライン相談受け付けてます。
操作は簡単にできます。お気軽にお問い合わせください。
(外部リンクに移動します)
↓なるほどと思ったら、クリックしてもらえると幸いです。皆様の応援が力になります・・・。