前回、人生の「夢・目標」はもったほうがいい、という話をしました。
ただし、何がなんでももたなくてはいけない、というものでもないと思います。
この間、こんな話を聞きました。ある親御さんの話ですが、
「小学校の授業で、「夢・目標」を書きましょう、と言われた子供が悩んでしまった。」というのです。
そして、
「そこまでして、決めなくてはいけないものなのでしょうか?」
と半ば、文句に近いことを言っていました。
先生も、子供たちの将来を考え夢をもってもらいたい、とそのような授業をしたのでしょう。何をテキストにしたのかわかりませんが、おそらく自己啓発系のものがベースにあったのではないでしょうか。
先生の考えもよくわかります。
しかしながら無理やりまでするのはどうかと思います。
私の好きなEXILEに「もっと強く」という歌があります。2010年にリリースされた、バラード調の、心に沁みる歌です。
その歌の最後に、次の歌詞があります。
”必ず夢を持つとか 背負わなくていい
ただ生きよう
その中でもし希望の光が見えたなら
ずっとずっと信じていて
いつの日か僕らはもっと強くなれる
愛を知るために もっと強く生きていこう”
わかりやすくいえば、無理に夢を掲げることにより、それがプレッシャーとなり苦しくなってしまう。
そうではなく、ただ日々を一生懸命生きていこう、ということでしょう。
世の中、作用があれば、必ず反作用というものが生まれてきます。
このような考えも、人によってはありだと思います。
それでも私としては、「夢・目標」をもったほうがいいと考えてます。