こんにちは

ファイナンシャルプランナーCFP®の青松光晴です。

 

【前回と順番が逆になってしまいました。

まだアメブロに慣れないもので・・・(汗)口笛。】

 

今回からいよいよ記事が始まります。

テーマは、「夢・目標はもったほうがいいか?」です。

 

何でファイナンシャルプランナーが、当然「夢・目標」の話なの?、という疑問は、とりあえず横に置いておきます。

 

最近よく「夢・目標をもて」という言葉を耳にします。

今では当たり前のような言葉ですが、私の学生時代(というと今から40年以上前ですが・・・)、このような言葉は、ほとんど聞いたことはありませんでした。

もちろん人生を生きるにあたって、こうした概念をもつことはいいことだ、という程度のものはあったかもしれませんが、面と向かってこのように言う人は、ほとんどいなかったように記憶してます。(私の周囲がたまたまそうだったのかもしれませんが・・・)。

 

もしかすると当時はまだ、一所懸命勉強して、いい学校に入っていい企業に勤めて真面目に努力すれば、夢のマイホームが手に入る、という高度経済成長時代の記憶があったからかもしれません。

 

それがバブルが崩壊して、夢が音を立てて崩れ、どのように生きていけばいいのか、不安を感じるようになった時代になりました。こうした時代の変化も、関係しているのかもしれません。

 

この言葉が表に出てくるようになったのは、自己啓発系の書物などに書かれ、それを指導的立場にある人が言うようになったからではないかと推測します。

有名な本では、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」があります。彼は、20世紀前半に、アンドリュー・カーネギー、トーマス・エジソン、ヘンリー・フォードなど、多くのアメリカの成功者と呼ばれる人との付き合いから、成功法則を見出し出版し、ベストセラーとなりました。

日本では、1999年に出版され、話題になりました。

 

 

彼については、さまざまなことも言われてますが、この本を読んで多くの人々が成功をつかんだという事実は、評価していいと思います。

 

この本がまず提唱していることが、「目標を明確化しなさい」です。

 

では「夢・目標」はもったほうがいいのでしょうか?。

すでに「夢・目標」がある人はいいとして、「夢・目標」がない人、何を「夢・目標」にしていいかわからない人は、どうすればいいのでしょうか?

 

気恥ずかしいのですが、私の経験をお話します。

 

私は大学を卒業して企業に勤務してからは、目の前の仕事をこなすことに夢中になり、プロジェクトなどを成功させることに、大部分のエネルギーを集中しました。それなりに達成感・充実感ももてました。

 

しかしながら、このように目の前の仕事を達成することは、日常の「目標」ではありますが、人生の「夢・目標」とはいえません。これはこれでいいのですが、これだけでは充分ではないと思います。

なぜなら日常の仕事などは、経済状況や周囲の環境や思惑などに左右されやすく、なかなかうまくいきません。そうなるとストレスを抱えることになりがちです。趣味など余暇で晴らそうとしても、頭から離れない、ということになりがちです。仕事を長くやられた方には、思い当たることも多いのではないでしょうか。
 

このようなとき、人生の「夢・目標」があれば、視点を遠くもてるので、目の前の問題が小さく見えます。遠い視点から問題をみると、今何をすればいいのかが確認できますし、冷静になれます。思いもつかない解決策が思い浮かぶことがあります。

実際にはこのように簡単にはいきませんが、多少なりとも、楽に生きることができるようになります。

 

私はこのような理由からも、人生の「夢・目標」はもったほうがいいと考えてます。

 

(続く)

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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