【米山】アメリカから考える食と農 | NPO法人農家のこせがれネットワーク

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農業をおもしろくする世代。


こんにちは!インターン生の米山です
早いもので、すっかり秋の季節ですね。

5月からドラマー兼、こせがれネットワークインターン生として活動しているわけでありますが、とっても刺激的な毎日を送ることができ、充実した日々であります



いきなりですが、今回はインターンをする前の思い出
今年の3月にアメリカ西海岸、食や地産地消に力を入れているカリフォルニア、サンフランシスコに1ヶ月の短期留学&修行に行ってきて

日本の食と農業に対してどう意識が変わって、
どうしてここでインターンしているのか、、、、

原点に戻り、その想いを今、ここでぶち明けます



東京生まれ、東京育ち、
美味しい物を食べることが大好きな私がアメリカに行くまで

「なぜ」

農業への関心が薄かったのかというと

「つながり」がなかったから

そのつながりを作る

「きっかけ」がなかったから

その大きなきっかけになったのがアメリカ。



----------------------------日本の外から、日本の良さを知ることができた





正直、日本があまり好きになれず日本を出て、すごく反省しました。日本のことを知らなさすぎて。


「日本の良さっていっぱいあるんだな、特に食に関しては世界で誇れるトップレベルだな」


と素直に思ったんです!!!!

なので、日本の農業や食についてもっと知り
私だけではなく、たくさんの人に日本の食や農業について誇りを持ってほしいです



アメリカでは食や健康に対する意識が高い人が大勢いて、

それこそ食材を買うのはスーパーマーケットよりオーガニックスーパー、ファーマーズマーケットが主流になりつつあり
地産地消やオーガニックを意識している方がとても多く、消費者の意識が高い地域だなーという印象でした。
日本とほぼ同じ面積のカリフォルニアで
ファーマーズマーケットの数が500なんですよ。。。

http://www.geocities.jp/ku_farm_mgmt/fm_ca.html




でも、外食文化は根付いているため、必ず週末の外食は欠かさない。



そんな時!!!!

日本食レストランのレベルの低さに愕然としたんです。。。





ジャパニーズタウンに行っても

本物の日本食が食べれるレストランはほぼ無く

中国人が経営している所がほとんど。




「こんなの日本食じゃない!!

「海外では、これが日本食だと思われているのか、、、」



日本人留学生の90%は日本食が恋しい中で生活していると言ってもいいでしょう。。。


(一軒だけ人気の寿司屋に入ったら、日本人から外国人まで、満員でした)



日本食を世界は求めているのに、手に入らない状態。
だから皆さん、日本に来るんですね。そうですよね




なので、これだけは言えることとして


今の日本食、食材の美味しさレベルは世界トップレベルです


だから、日本の農業が衰退することをどうにかして避けなければ、、、






これからのグローバル時代に必要になるのは、日本への発信力もそうですが、

海外への発信力でもあると思います。


英語力が一番大きいですが、一番は想い。
英語じゃなくても、他にもツールはたくさんあります!音楽もその1つ


発信力が強く良い物を作る所こそ
日本を制覇し、海外をも制覇する
TPPにも負けない農家になれるのではないかなと考えます。


こせがれネットワーク活動拠点である
国際色の強い六本木で
まずは挑戦してみることも
大事かもしれませんね



海外も少し視野に入れてみることで
また新しい発見がたくさんある気がします
そんなこんなで、少し思い出話から、のこれからの農業について、皆さんも考えてみてもらえたら嬉しいです