~トレーニング内容~
・鳥かご
・ゲーム
~ポイント~
オフェンスの優位性には大きく3つ
①数的優位
②ポジション的優位
③心理的優位
その中から「数的優位」をテーマにトレーニングを行った。
今回、一番意識してもらいたいことは
【ハッキリと数的優位を作り出す事】
例えば初めのトレーニング、4対1の鳥かご。
Aは数的優位の状況。
しかし、これは本当に4対1の数的優位だろうか。
確かに人数こそ4対1であるが、ボール保持者の対角選手のパスコースはディフェンスと重なっている為、選択できるパスコースは2つ。
そこで、Bの数的優位の状況を作ってみる。
ボール保持者の対角にいる選手がパスコースを作り出すことで、ハッキリと4対1の数的優位を作り出すことができている。
よって、パスコースは2つから3つに増えた。
オフェンスがハッキリと数的優位を作り出すメリットは他にもある。
↓の図、実際試合で起こる現象で考えてみる。
赤(オフェンス)、青(ディフェンス)
このシーン、赤の右サイド選手に注目。
まず、ボールが動いてる間にハッキリと左サイドに数的優位を作り出す。
しかし、ディフェンスが上手いチームの場合、
オフェンスの数的優位を警戒して、ディフェンスも数的優位の状況を作って守ろうとする。
そこで有効になってくるのが、「飛ばしのパス」。
危険を感じ、数的優位を作る為にボールサイドに寄ってくるディフェンス。
そのディフェンスを逆手に取り、飛ばしのパスを行う事でディフェンスから離れてボールを受ける事ができる。
結果、赤右サイドの選手は次のプレーが簡単になる。
次週は、優位性②ポジション的優位についてトレーニングを行う。
いかにポジション的優位を見つけられるかによって、自分の得意なプレーを出せるか出せないかも決まってくる。
今回の数的優位とも繋がった内容になっています。
ご参加お待ちしております。