~トレーニング内容~
・1対1(条件付き)
・2対2→4対2
・ゲーム
~ポイント~
【限定、誘導するディフェンス】
広いスペースのある中で相手選手からボールを奪うことは難しい。
そこで、オフェンスの選択肢を誘導、限定してボールを奪うを意識してもらいたい。↓図で具体的に解説していく。
青(オフェンス)赤(ディフェンス)攻撃方向(左←右)
↑図のような状況の時、ディフェンスがボール保持者に真っ直ぐ寄せていくと、オフェンスの選択肢は↓図のようになる。(ドリブル、パス)
もちろん↑図の矢印方向にパスが出たとしても、直接失点には繋がらないし、パスが出てから1対1で勝てばボールを奪えるでしょう。
ただ、今回考えて欲しいことは、よりボールを奪う確率を上げること。
↓図を見てもらいたい。
↑図のようにファーストディフェンスがボール保持者から見て右側のコースを限定して寄せにいった場合、ボール保持者の選択肢は左、もしくは一番遠い場所へのパスに限定される。
ディフェンスが"何も考えず"真っ直ぐ寄せた場合と、コースを限定しながら寄せた場合。ボール保持者の選択肢は同様に2つ。
ただ、大きな違いはコースを限定することでディフェンスがボール保持者のプレー(選択肢)を誘導できること。
限定、誘導するディフェンスができればファーストディフェンスが1対1で勝ちやすくなるだけではなく、↑図のようにセカンドディフェンスもファーストディフェンスの誘導を見てインターセプト、トラップ際を狙いやすくなり、ボールを奪う確率が高くなる。