キャンバス | koscheiのブログ

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きまぐれに
書きなぐります。

 美術の材料について、集めた情報を整理します。
 私は、タブ・ブラウザをエクスプローラを含めて3種類使っています。
 用途に応じて使い分けるのですが、興味あるページは、お気に入り登録する前に、タブのまま残します。
 これがたまると、ブラウザのタブが細くなって見にくくなって、それよりも、起動が遅くなって、良いことがありません。
 お気に入り登録すると、それが増えすぎて、結局忘れてしまいます。

 というわけで、タブを減らす目的で、久しぶりにブログ書きます。

 取り急ぎキャンバスです。

 絵は、最初は壁や大地に彫り込む形で描かれました。
 岩壁という天然の土台に彫り込むものもありました。
 そこに色の異なる土を塗れば、基本的には、今日の絵と同じようなものができます。
 学校では、「洞窟壁画」として教わるのでしょうか。
 他に地面に描いた地上絵とか、岩陰に描かれた原始的な絵も発見されています。

 この土台が人工物になると、土壁、板、紙、キャンバスという具合に変化します。
 発達しますと言っても良いかも知れません。
 早い話が軽くて丈夫で持ち運びできるようになるのです。

 というわけで、以下そのような記事のリンクです。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%B9

 帆船に使われる帆布は、板より軽く、広い、安定した画面を作ることができたのですね。
 詳しくは、そちらに任せるとして、簡単な備忘録としてのメモです。

 キャバス(カンバスとも言う)は、ラテン語の「麻に由来するもの」、ギリシャ語の「麻」などが語源だそうです。
 この場合、ラテン語もギリシャ語も音が似ていたようです。

 キャンバスが使われ始めたのは1410年、フランスだそうです。
 また、アールト・デ・ヘルデルという画家の描いた、「~キャンバスに描く画家」という、1685年に描かれた絵がウィキペディアで紹介さています。

 キャンバスの使用を積極的に進めたのが、アンドレア・マンテーニャ。
 そしてヴェネツィアの画家たち。
 湿潤な気候では、板が痛みやすいので、キャンバス使用が進んだという話です。
 逆に板で困らない地方もあったので、イタリアでは16世紀、北欧では17世紀まで板絵が混在したという話です。
 もっもとも、若いころ私はベニヤ板で作ったパネルに直接油絵や日本画を描きました。
 椋板に浮彫りを施して着色する画家もいます。
 板絵は駆逐されたのではなく、キャンパスが主流になったというべきでしょう。

 ついでに、日本画は紙に描きますが、私は、板ばかりでなく、キャンバスに描いたこともあります。独特の麻布目が出て、それは面白いものです。箔を春と布目が面白いマチエールになります。

 取り急ぎ、キャンバスネタでした。

 下の絵は、キャンパスに箔を貼って、描きたい形をよけるように、背景を墨で塗りつぶして、部分的に洗い落として流れ落ちるような画面を作って、髪の部分に赤い色を塗った作品(拙作)です。

 
 下の作品は、岩絵の具で仕事をしておいた上から箔を貼って、雑巾で拭いて、下の絵の具が適当に露出した上から、背景に墨を塗って、さらに人物の筋肉様の線描や草花を描き足したものです。
 
 
 自分でも気に入っている作品なのですが、どうして続けて描かなかったかといいますと、やはり、面倒くさかったのでしょうね。
 人生、面倒くさがってはいけません。
 反省でした。