こさるです。
最近、何が起こったのか…
看護診断セミナーの依頼がパタッとなくなっちゃいました。
時代がすすみ、不要の代物になってきているのでしょうか…
それとも、みんな「わかっちゃった
」のか…
それなら、それでいいことです(*^_^*)
こさるのとこにろには、時々、質問が舞い込んできます。
私が特に思いつくまま診断を選んでいる結果…
う~わたしが知りたいのはそこじゃないのよ~(>_<)
って、もどかしい思いをされている方も多いようです![]()
多いのは、小児科&手術室&訪問
今日は、手術室の看護診断について見てみたいと思います。
手術室![]()
「看護師なんです」っていうと
「手術とかつくんやろ?」って真っ先に聞かれるほど
世間の人にとって「看護の仕事」って認識されている部署ですが…
私たち業界人からすると、少数派ですよね。
こさるも手術室に出入りした経験は、
学生時代のOP室実習
昔は朝か晩までしっかりOP室で実習していました。
色々、せつない思い出があります。
眼科OPを見学していた時、
映し出された画面を食い入るように見ていたのですが
看護師さんが落とした紙をひろって顔を上げた一瞬に
患者さんのおめめは澄んだきれいなおめめに変身していました![]()
マジックみたいでした。
眼内レンズ挿入の瞬間を…見落としたなんて![]()
記録どうする????
あと仕事では、OP室所属ではないですが
間接業務で入ったり
ICUのリーダー業務で手術の進行をみに行ったりです。
患者としては
OP台に4度ばかり・・・![]()
アンギオ台に3度ばかり…![]()
なので、こっちの合併症経験の方が診断立てやすいかも。
あとは、OP室に配属になった新人のつもりで想像膨らましてみます。
看護診断を立てるとき、
まず、大事なことは直接「看護介入」が必要な項目をあげることですね。
悪い例からいきます
新人こさる、OP前訪問にいきました。
データを見てみたら、おやぁ
ひどい、低栄養だ!!
#1 栄養 摂取消費バランス異常:必要量以下
患者さんのお部屋をのぞいたら、やっぱりるい痩あり、皮膚もカサカサ
脱水もあるなぁ!! 術中の血圧変動、要注意だわ
#2 体液量不足
「手術って初めてで…。近づいて来たら怖くなってきて。夜もほとんど眠れないんです」
#3.不眠
あれ?やっぱり #3 不安 の方かな??
OP室にもどり…
麻酔をかけ、手術をするとなると…
入室したら、まず患者さんの安楽確保よね
#4 安楽障害
ポジショニングといえば
#5 周手術期 体位性身体損傷リスク状態
挿管もするし…何か呼吸機能を見る診断上げないとね。
ショックのリスク状態はつきものかな…
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 あ
ぁ~もうわかんない!!
いっぱいあげたものの
病棟返すときに、全部、「解決」にして返さなあかん的な風潮があったりしようものなら・・・
イタイ展開です(笑)
本来、ちゃんと看護診断が機能している病院だと
術前訪問したら、看護診断を見てみましょう。
既に
#1 栄養 摂取消費バランス異常:必要量以下
#2 褥瘡リスク状態
(2017年版には、やっと胸のすく「褥瘡」の文字が輝いています
)
(2014年版使ってる施設なら、皮膚統合性障害リスク状態であがっているかも)
#3 不安
なら、それは継続すればいいだけですよね
低栄養といっても、この#1は、栄養摂取の問題だから
食事を提供しないOP室では介入事項なしね。
あ~、立案されてるな~でOK
#1と#2から
『周手術期 体位性身体損傷リスク状態』
このリスクは他の患者さんより高いですよね。
しっかり予防対策をしなければなりません。
「周手術期」って書いてあるくらいなんだから、手術に関連した診断です。
他にも
『周手術期低体温リスク状態』 もあります。
長時間の手術では必要不可欠な項目ですよね。
しっかり活用したらいいんじゃないかしら
他に大事な項目としては
『ラテックスアレルギー反応リスク状態』って要チェックよね。
何度も手術を受けている患者さんとか、
落とし穴は「食物アレルギー」![]()
普段はシリコン製のものばかり扱っているとしても、
術中の突発的な対応で、失念してラテックス製品出しちゃうことがあると思います。
心の隅にしっかりリスクを置く意味でもリスクのある人は立案しておくべきかも…。
あとどうしても論争になりそうなのは
循環変動のリスクとか
挿管に伴う呼吸管理とかはどうすんの?
ですよね。
こさる的には…
あくまでこさるの意見ですよっ
何のために麻酔科医がおるんじゃいっ。
そんなん、麻酔科医がしっかり頑張りなはれ っです。
でも、アメリカの麻酔専門看護師なら話は別でしょう。
自分が挿管して、自分が麻酔管理するわけだから、
ちゃんと立案して介入してると思います。
あと、気になるのは…
手術室の看護師たちが立てた看護診断を誰がいつ評価するかですよね。
こさるが見たケースでは
手術室で立てた看護診断は「異常ありませんでした」という申し送りと同時に解決されていました。
・・・でも、ちょっと待った。それでいいのかな?
「周手術期低体温リスク状態」なんて、
温めたベッドで帰ってきてから、落ち着くまで病棟でも継続してる項目ですやん
「周手術期 体位性身体損傷リスク状態」だってそうです。
こさる、外反肘があるんですが、最初の手術の翌日から尺側の神経麻痺で泣きました。
術直後は熱も出てるし、創痛いし、それどころじゃなかったんです。
翌朝から小指&薬指が…
メチコバール飲み続けましたよ。
これ以降、常に麻酔かけられる前、点滴される前に肘まげて~って自己申告し
まくっています。
他にもICU勤務の時
1時間後、バイタルを取って、患者さんも帰室直後より覚醒してきて閉眼しながらも返答できる状態の患者でエライことにあいました。
「ちょっと痛いですけど反対向きますね~」って枕を入れるときにあれ???
腕がついてこない?
麻痺?
後の大騒ぎはご想像にお任せします。
原因は、頚椎症の悪化でした。
手術室で立案した看護診断を手術室だけで解決し終わらせようというのが、そもそもダメなんですよね。
そのまま看護診断おくってくれれば
解決するかどうかの判断をするためにしっかり観察継続するし…。
異常の早期発見につながるんだと思います。
話は変わりますが…
手術というと、反射的に「出血リスク状態」とか「感染リスク状態」を上げようとする人がいます。
これってどうなんでしょうね。
ある意味、これもこれで有りかとも思うんですよ
(手っ取り早いってことも大事だし)
でも
正確に状況をみれば
出血リスクがある患者さんの手術をしたんかい?
感染が起きるほど汚いオペ室で手術したんかい?
って言ってるのと一緒ですよね。
『リスク状態』というのは
放っておいたらエライこっちゃな事象がおこるよ~
そんなことが起こらないように、しっかり看護介入して予防しようぜ~( `ー´)ノ
という、かなりポジティブアクションを要する診断です。
異常の早期発見のため
観察だけ
とか
異常をみつけたら即医師に報告
とか
(遠回しに)異常があったらすぐに報告するよう患者に指導する
とか
だけなら上げる必要ないんじゃないかと思います。
こんなことも、ちゃんとディスカッションしたいものです。
手術の時、患者はまな板の上の鯉です。
手術室にいたはずなのに、
いつも、気がついたら部屋のベッドで暑くて不快で目が覚めています。
看護師さんだけが頼りなのです。
看護の腕の見せ所です
やさしく、頼もしく、看護しててあげてくださいね~![]()
じゃ、またね (*^_^*)
やまの さる子




