【 京都木原病院が、関西医事新報に掲載されます。(2024年4月20日発行) 】


『 本格リハビリ施設を確保、 

全室個室も実現。 』



医療法人社団 親和会 

京都木原病院


〒601−8413
京都市南区西九条春日町 5 − 1
TEL:075-661-6022(代表)
FAX: 075-661-6023
URL:https://www.kyoto-shinwa.com


低侵襲頸椎(けいつい)椎弓形成術 K-method はじめ、安全かつ低侵襲の治療で実績を持つ京都木原病院。2024年3月15日に新病院が開院して、ハード・ソフト両面での充実を図られています。
理事長・院長を務める木原俊壱先生は、患者はもちろん、職員が働く環境も考えながら設計に当たったと述べられています。

◎10年前の構想を実現。

新病院の構想は、前身の京都脊椎脊髄外科・眼科病院を開業された2013年当初から持っていらっしゃる様です。「開業前、私は公立病院の手術部診療部長でしたので、病院経営は未知の分野でした。最初は、手探りの状態でしたが、『10年ぐらい経験を積めば多くのノウハウを得られるだろう』と考え、そのタイミングで新たな病院を建てようと決めました。」と仰っています。

スタッフに対しても、「10年をめどに一緒に頑張ろうと伝えていた。」と言われます。そして、実際に10年目に当たる2022年、JR京都駅前の土地を購入してから、新病院のプロジェクトが本格的に動き出したものです。資材の高騰などにより、主に資金面で苦労されていますが、情熱を持って前進を止めず、2024年3月15日に開業を迎えたところです。

◎駅からのアクセス良好 広大なリハビリ施設

新病院は、地上6階建て、延べ床面積は約5千58平方メートルと広大な土地です。JR京都駅の八条口西口から徒歩8分、近鉄の東寺駅からは徒歩3分とアクセスも良好、大変便利です。
院内の設計には、木原先生がこれまでに得てきた知識が反映されています。その一つが計47床の全室個室化です。



「これまで大部屋では、室内の温度調節やいびき💤などの音によって、患者さん同士のコミュニケーションに問題が生じるケースがありました。」
せっかく良い治療ができても、これでは意味がありません。

新病院は完全個室にこだわり、その過半数を無料個室にしたこと。

加えて、プロスポーツ選手やオリンピック選手のリハビリステーションにも対応出来るリハビリ施設も完備されています。屋内では、30メートルダッシュが出来るスペースも確保されています。

スタッフには、メジャーリーガー・前田健太投手が行っているストレッチ「マエケン体操」を考案した荒木和樹氏を招き、多彩なリハビリプログラムを用意されています。これは「アスリートだけでなく、高齢者を含め一般の方」にも適用できるものです。

病院が掲げる『100まで歩こう』というスローガンにも通じますと意気込まれています。


治療項目も大幅に拡大されました。
これまでの首、背中、腰(全脊椎)に加えて、患者さんからのニーズが多かった膝、股関節、足首、肘などにも対応されます。
新たに3室設けたフルサイズの手術室では、膝や股関節の人工関節手術や、内視鏡手術などにも積極的に取組まれます。

◎接遇面を見直し。

ソフト面の改革として、接遇面の見直しも図っていらっしゃる様です。2023年から約1年間、専門家を招いての研修を実施したほか、スタッフ同士で細かな議論を重ね、病院の接遇マニュアルを策定されました。こうした取組みによって、患者さんへの接遇が良好になり、スタッフ同士の関係性も大きく向上した様です。また、ハード面でもスタッフの教育環境を整えるため、研修会や講習会が行える約90人収容のホールを設けられました。



木原先生は、『新病院の半分は患者さん、もう半分はスタッフの為』だと力説されています。


誰もが、常に楽しく働けるよう、スタッフが食事やお茶を楽しめるユーティリティスペースも確保されています。そこから見える景色や家具などにもこだわり、くつろぎの空間を作り上げたことも大きな特色です。リラックス出来る空間があるとは、素晴らしい発想だと思います。



目指したい理想の病院については、「当院の理念は、『慈心妙手(じしんみょうしゅ)』です。患者さんを思いやる気持ちと、優れた医療技術によって、患者さんを笑顔で元気に致します。それが出来れば、我々スタッフも幸せを感じます。新病院でも両者の幸せな関係性を大切にしながら、前に進んでいきたいと思っています。」と語っていらっしゃいます。

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『投稿者の感想』

あきらめない、やりとげる精神力を持つ。患者さんを思いやる姿勢により、それが病院に取って幸せに通じる、正に慈心妙手(じしんみょうしゅ)の理念、素晴らしい病院でございます。

有難うございます。(修)


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投稿者 京都府亀岡市 斎藤 修(おさやん)
投稿日:2024年(令和6年)4月20日(土)
午前8時00分

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※【 関西医事新報(2024年4月20日発行) 】

関西医事新報は、全国8万部発行で大学病院から市中病院まで幅広く配布されている医療系新聞の記事。


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※※ 荒木和樹 理学療法士

メジャーリーガー・前田健太投手が行うストレッチ『マエケン体操』を考案されています。


   スポニチ Sponichi   Annex

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マエケン体操 PL時代のトレーナーが考案されて、肘痛からの産物でした。(2013年03月14日記事)