【京都木原病院・新築移転開院に伴う新たな挑戦。全室個室完備(過半数が無料個室です。)】
来る2024年(令和6年)3月15日(金)
新築移転に伴い、開院されます京都木原病院の
大きな新たな取り組みの一つに、
全室個室(過半数は無料個室)
があります。
これまでは、多くの病院で当たり前でありました
多人数の患者様による無料総室(大部屋)を、
全室個室(過半数は無料個室)とは、これまでに聞いたことがない画期的な取組です。
慈心妙手・・・京都木原病院の基本理念が、新しく移転されます病院の診療体制においても、この 言葉に集約されています。
【慈心妙手】
理念:
『じしんみょうしゅ』とは仏典に由来する言葉で、
慈心(患者さまを慈しみ思いやる心)を持って、
妙手(病気を治すための優れた医療技術)を行う
ことを意味します。
京都木原病院では、この慈心妙手を゙旨に
『K-method』を゙はじめとする安全かつ低侵襲な
医療技術を駆使し、『患者さまと共に最高の
笑顔と喜びを分かち合える』そのような医療を
目指します。
基本方針:
『医は世のため人のためのものである』をモットーに世界水準の医療や看護を出来るよう
日々独自の工夫や研鑽を行っています。
『相手の身になって考える』という言葉がありますが、病院の現場は正にこのことの繰り返しです。
『自分の家族が同じ病気になったとき、どのような治療や看護を望むか』を私達病院スタッフは常に
自分を原点とし、今日も患者さまとともに疾患に
対峙します。
患者様を慈しみ、より患者様の立場にも寄り添い、医療の提供をされる上で、全室個室(過半数無料)は、画期的なことであると共に真似の出来ないより優れた利点と言えるでしょう。
①1つ目は、部屋の室温の問題です。
部屋の室温管理には、個人差がありますので、多人数の総室(大部屋)では、快適な環境を維持出来ない恐れがあります。これは、患者様にとってかなりのストレスとなるようです。
②2つ目は、音の問題です。
特に夜間となれば、音の問題は深刻です。
いびきや寝言、歯ぎしり等に至るまで、普段では気づかないことまでが、多人数であれば不眠や不満、苛立ちは他の全ての患者様の苦痛となります。
③3つ目は、プライバシーが保てない環境です。
多人数の総室(大部屋)では、プライバシーに関わるお話が部屋で出来ないことです。これは治療やリハビリ、今後の経過など多岐に渡り、その都度歩行困難や車椅子の患者様を説明室にお連れすることは患者様にとってもかなりの負担となります。
これら患者様のプライバシーを尊重し守りながら、室温や音に気を遣うことなく、快適な入院生活を送るために全室個室にすることは、大変喜ばしい画期的な医療体制に繋がります。
今回、新病院でその高い壁に挑戦したのには訳があります。
開業して10年、いかに傷が小さく安全かつ痛みや負担の少ない手術を行うかに日々邁進して来ました。お陰様で、遠くからも多くの患者様に来ていただき毎日ありがたいと感謝しております。
(木原俊壱院長のメッセージ)
この感謝を尊重しつつ、より高く壁を超えて、数々の医療体制を整えるなかで、
全室個室(過半数は無料個室)
を゙推進されたものです。
〜今後共に益々の医療体制の充実をお祈り申し上げます。〜