川村かおり「ZOO」(1988)

川村カオリさんのお別れ会が今月の19日(土)に行われるそうですね。
去年、癌の再発を発表されてから、
今年の7月28日に亡くなられるまで約1年
ずっとこの人のブログを読んでいました。
だから訃報を聞いた時は本当に残念でした。
5月にはライブをやって、新しいアルバムも出したのに。
ブログは終止明るく前向きな感じで
言葉だけじゃなく、行動・生き方で勇気を見せてくれました。
ありがとう、ゆっくり休んでください、って気持ちです。
その川村カオリさんの、まだ平仮名時代の1stアルバムです。
まだ10代。若い!少年みたいなルックスです。
このアルバムは、簡単に言ってしまうと地味で
ひたすら内向的なアルバムです。まあ、暗いです(笑)
「孤独な少女の独白」って当時の雑誌に書いてあった覚えがあります。
僕は今でもたま~に聴いたりします。
「ZOO」とか「YOU GOTTA FRIENDS」とか最後の「真っ白な月」とか
グッときます。思い出とともに、というか思い入れがあるので。
イラストの記事で引越した時のことを書きましたが、
高校の終わり頃から大学の始めの頃、川村かおりのCDを
よく聴いてて、このアルバムも小さいカセットデッキ、
というかバカでかいウォークマンみたいな
カセットデッキで聴いていました。
自分でつくった野菜炒めや焼き飯や、王将や近所にあったの定食屋や
銭湯や古本屋やコインランドリーや、ぼろアパートや
あの頃の町の風景や空気が思い出されます。
大学1年の夏休み、実家に帰ってた時に川村かおりのコンサートに行きました。
CDで聴くより声がのびやかでカッコ良かった。
恥ずかしくてノレない人のために、
まず、手で脚をたたいたりしてリズムをとってみようよ!
といった内容の話をされていました。
終止明るく、優しい印象でした。
このアルバムは川村かおりの始まりのアルバムです。
まだ何が出来るかわからない、デビュー前のかおりさんが
懸命に歌っている印象です。歌はうまくないですが
伝わってくるものがあります。
忘れられない思い出の1枚。