一応、佐渡には『環境視察』という大儀名文の元に御来島いただいているので、ここはひとつ、私の知り合いの「アイマーク環境 」さんの村山社長にお願いして、バイオディーゼルのプラント見学させてもらおうと村山社長に交渉したところ、快くＯＫしてくださりました。
アイマーク環境さんの地図
アイマーク環境さんに到着すると、玄関から村山社長自らお出迎え。
さっそく名刺交換からはじまり、佐渡のアイマーク環境さんの事業内容の説明、名古屋メンバーの会社説明がひととおり終わり、話題は風力発電へと発展。
実はこの名古屋メンバーは、海外研修しまくりで、環境先進国への訪問を積極的に行い、情報豊富。
デンマークのサムソー島の風力発電をもっと日本にも広げようと、デンマーク国籍をもつケンジ・スズキさんが「風の学校」を開校しました。（姉妹校？が京都 にもあるようです）デンマークでは風力発電が盛んで、普通の農家の方も自分の土地に風車を建てて、電気を売って副業しているぐらい。その年収がなんと日本円にして２０００万だとか。その収益でさらに風車を増設して、電気を売って、・・・とかなり凄いことになっているようです。
さらに、デンマークでは原子力発電を国で廃止し、その隣国で原発建設しようとしたところ、デンマークから電力供給するということで原発建設を中止させたとか。
名古屋メンバーはそのケンジ・スズキさんとお知り合いらしく、夏に佐渡でも「風の学校」をやろうじゃないか。ってなお話も。ありがたいことです。
さてさて、肝心のバイオディーゼルのプラント見学ですが、やはり環境系のお仕事をされている名古屋メンバー。
私は業界用語を聞いてもサッパリわからんのですが、一応勉強した甲斐があってか、バイオディーゼルの話題はそこそこついていける話題でした。
廃油からディーゼルエンジンが作れちゃう！
今や常識のような気がしますが、実はこれによって被害のある業界が食品業界。
何故被害があるかというと・・・アメリカなどの先進国でバイオディーゼル・バイオエタノール事業が盛んになってきて、食用油の原料となるとうもろこし、小麦、さとうきびなどの値段が値上がり。特に植物性油は値上がりが物凄いことになってます。
↓アイマーク環境さんのバイオディーゼルプラント
このさほど大きくもないプラントで、アイマーク環境さんの車（約１５台くらい？）が全部稼動するぐらいの生産が可能だとか。私はもっと大きなものを想像してましたが、意外と小さくてびっくり。
しかも自動で生産できるから優れものですよね。
生産したディーゼル燃料で、発電機を動かし、発電もしていて、電力供給も行っていました。
う～ん、この発想すごい。
しかも、東南アジアでこのバイオディーゼルプラントのコンサルタントも手がけるとか。
佐渡から世界へ発信。凄いです。
村山社長曰く、
「どなたでもお気軽に見学お待ちしております。」
だって。
興味のある方、ぜひぜひアイマーク環境さんに見学に行ってみてください！！
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