環境のまちづくり ドイツ・フライブルグと佐渡 | 佐渡の洋食屋店長のブログ

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佐渡の洋食屋店長のマニアックなブログです。 グルメネタは少なく、マニアックなネットTEC的なネタ、佐渡ネタが豊富なブログです。

今日はちょっと大きなことを書きます。
当然私だけで実現できるような事ではありません。

しかし、一人一人の思いがいずれこの大きな事を実現に向けて動かすことが出来ると信じております。
今回はそんな私の「佐渡への想い」を書きます。


最近テレビで見たのですが、ドイツの・フライブルグ市という所があります。

フライブルグ市の詳細はこちら→Wikipediaへ
フライブルグ市の地図はこちら→地図表示システムへ
(佐渡地図情報サービスの新システム!)

フライブルグ市はドイツでもっとも環境保護に熱心な都市で、廃棄物政策、自然エネルギー、有機農業などエコに対し、国、市、NPO、NGO、市民、企業が一体となって環境対策に取り組んでいるのです。

その施策とは・・・
①車の乗り入れ禁止
②歴史的コンテキストを守る新しい建築の誘導
③都心住居の建設
④水路の再生
⑤緑化の推進
⑥路面舗装の演出


この他にもゴミを減らす為に、包装廃棄物政令により包装材に関連する企業にその回収とリサイクルを義務付けて、過剰包装を防止したり、ソーラーパネル設置のエコ住宅建設、生ゴミから発生するメタンガス利用で熱源・電源として再利用できる施設を建設したり、市民がマイバッグ持参し、買い物時のゴミ軽減をしたりと環境対策に積極的です。

そして、何よりも素晴らしいのは、世界各国からエコツアーとしてフライブルグ市に視察旅行者が絶えないということです。
これこそエコツーリズムのモデルではないでしょうか。
ぜひとも佐渡で実現してほしい。

佐渡でもエコバッグ配布、ソーラーパネル・自家発電装置購入への補助、ゴミリサイクル機械購入への補助など行ってます。
車の乗り入れは・・・佐渡汽船が今でも十分果たしているし・・・(苦笑)
歴史的コンテキストを守る新しい建築の誘導は宿根木では行われているようですし。。。
都心住居は無理かな。
水路はもう少し景観をよくすればいいだろうし。
緑化は推進しなくても十分。
路面舗装の演出は一部では行われている。

そう、やれないことはない。
ちょっと工夫すれば出来る事なんです。
大きなお金が動く事業はなかなか出来ないと思いますが、市民ひとりひとりが考え、行動すれば出来るんです。

これには何が必要か?ずばり・・・
「大人への教育」
でしょうね。
もちろん次世代を担う子供たちへの教育も大事です。
それだけでは遅いのです。今、ゴミを出している大人たちが一緒に考え、行動しなくてはなりません。

佐渡にはまだ、「自分の土地だから」という理由でゴミや廃棄物などを自分の山に捨てたり、自動車を「捨てるとお金がいるから」という理由で同じく自分の山に捨てたりしている人がいます。まぁ佐渡だけではないのですが・・・。

佐渡市、NPO、企業、市民が一体になって環境に取り組む。
まぁ一部では騒がれていますが、まだまだ浸透が薄いです。

佐渡市は何ができるか?
NPOは何ができるか?
企業は何ができるか?
市民は何ができるか?

本気で考えてみませんかね?
だって自分たちの住む土地が世界に誇れる環境先進地になったら・・・自慢できるじゃない?
観光低迷もなんのその。エコツアー客がアジア、アメリカ、ヨーロッパから来るとしたら、国も黙っちゃいません。
もっと環境支援対策を打ち出すことでしょう。

大それたことを言っているのではありません。
ちょっと気をつけるだけでいいのです。
だって・・・昔から佐渡の人は「もったいない気質」なんですから。
あとは、どう行動するか。これを勉強しましょう。

私も勉強します。

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